【市販薬】鼻炎・花粉症薬の効果的な組み合わせ

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鼻炎 花粉症 鼻みず 鼻づまり

鼻炎・花粉症の市販薬と言っても、異なるタイプで数多くの商品が販売されています。

ある薬を服用しても、”鼻症状が改善されない”または”もう少しどうにかしたい”という場合も想定されます。

そんなとき、どのような薬を組み合わせればいいのか悩むこともあろうかと思います。

当記事では、鼻炎・花粉症薬の効果的な組み合わせを紹介したいと思います。

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異なる作用機序の薬を組み合わせる

鼻炎・花粉症薬は基本的に、異なる作用機序(作用点)で効果を発揮するものを組み合わせて使用します。

鼻炎・花粉症薬として、内服薬(飲み薬)と点鼻薬があります。

内服薬・点鼻薬と言っても、それぞれ異なるタイプの薬が販売されています。

内服薬(飲み薬)

鼻炎・花粉症の内服薬として使用される薬は、大きく次のように分類されます。

①抗ヒスタミン薬

②ケミカルメディエータ遊離抑制薬

①抗ヒスタミン薬

抗ヒスタミン薬は、鼻炎・花粉症の治療薬として、真っ先に検討すべき薬になります。

抗ヒスタミン薬は、次の2種類に分類されます。

●第1世代抗ヒスタミン薬

●第2世代抗ヒスタミン薬

“第1世代抗ヒスタミン薬”と”第2世代抗ヒスタミン薬”の違いは、主に”眠気の引き起こしやすさ”です。

第2世代抗ヒスタミン薬のほうが、”眠気を引き起こしにくい”とされています。

※眠気の引き起こしやすさ

第1世代抗ヒスタミン薬>第2世代抗ヒスタミン薬

眠気の副作用が少ない第2世代抗ヒスタミン薬のほうを、先に服用することを検討するのが一般的です。

市販されている代表的な第2世代抗ヒスタミン薬として、「アレグラFX」や「アレジオン20」などが挙げられます。

眠くなりにくく、口の渇きも少ない上、車の運転もできる市販の花粉症・鼻炎薬「アレグラFX」の特徴や服用する決め手などを紹介します。処方薬「アレグラ」と同じ有効成分を同じ成分量で配合した市販薬です。
処方薬と同量のエピナスチンを配合した眠くなりにくい市販の鼻炎・花粉症薬「アレジオン20」の特徴や選び方、その他鼻炎薬との違いなどについて紹介します。

第2世代抗ヒスタミン薬の選び方については、こちらの記事にまとめています。

眠くならない、眠くなりにくい市販の鼻炎・花粉症薬を選ぶポイントを紹介します。"眠くならない"という点では「アレグラFX」と「クラリチンEX」が第一選択肢となります。

②ケミカルメディエータ遊離抑制薬

アレルギー症状を引き起こす原因となる物質の総称を”ケミカルメディエータ”と呼びます。

代表的な物質がヒスタミンです。

そのケミカルメディエータの遊離を抑制する薬のことを”ケミカルメディエータ遊離抑制薬”と呼びます。

当ブログでは、「アレギサール鼻炎」というケミカルメディエータ遊離抑制薬を紹介しました。

処方せん用医薬品と同じ成分を配合していっる「アレギサール鼻炎」について紹介します。眠くなる成分抗ヒスタミン薬を含んでいないので、眠くならない鼻炎薬です。

「アレギサール鼻炎」などのケミカルメディエータ遊離抑制薬は、鼻炎・花粉症症状をあらかじめ軽くするための薬です。

つまり予防薬です。

ケミカルメディエータ遊離抑制薬は、好発時期の1~2週間前から服用することが重要です。

安定した効果を発揮するのに、時間を要するからです。

ケミカルメディエータ遊離抑制薬は、”鼻づまり(鼻閉)”の症状対しては、抗ヒスタミン薬よりも有効と考えられています。

点鼻薬

点鼻薬は、次の3種類に分けられます。

①鼻づまり(鼻閉)改善薬

②抗ヒスタミン薬

③ステロイド点鼻薬

①鼻づまり(鼻閉)改善薬

鼻づまり(鼻閉)を起こしたときに、その都度使用する点鼻薬です。

当ブログでは、「コールタイジン点鼻液」という鼻づまり改善薬を紹介しました。

鼻づまり(鼻閉)を素早く改善する市販の点鼻薬「コールタイジン点鼻液」について紹介します。抗ヒスタミン薬との併用も可能で、鼻づまり時に1日6回まで使用できる点鼻薬です。

「コールタイジン点鼻液」などの鼻づまり改善薬は、抗ヒスタミン薬などの薬を併用しつつ、鼻がつまったときに使用します。

②抗ヒスタミン薬

抗ヒスタミン薬を配合した点鼻薬は、鼻炎・花粉症症状をコントロールするために使用します。

抗ヒスタミン薬を配合した点鼻薬として、当ブログでは「ザジテンAL点鼻スプレーα」を紹介しました。

処方薬「ザジテン」と同じ有効成分"ケトチフェン"を配合した市販薬「ザジテンAL」シリーズの違いと"飲み薬・点鼻薬・点眼薬"の使い分けなどについて紹介します。

③ステロイド点鼻薬

ステロイド点鼻薬も鼻炎・花粉症症状をコントロールするために使用します。

ステロイドを配合した点鼻薬として、当ブログでは「パブロン鼻炎アタック」と「コンタック鼻炎スプレー」を紹介しました。

「パブロン点鼻」シリーズの違いと選び方、それを踏まえた使い分けなどについて紹介します。
花粉症によるアレルギー症状を抑える点鼻薬が「コンタック鼻炎スプレー」です。くしゃみ・鼻みず・鼻づまりといった花粉症症状に効果があります。

ステロイド薬の役割は、鼻の炎症や腫れ(腫張)を鎮めます。

局所的(点鼻薬の場合は鼻にのみ)に作用するステロイド薬には、ステロイド内服薬と比べて、全身性の副作用は少ないとされています。

安全に使用することが可能です。

鼻炎・花粉症薬の効果的な組み合わせ方

鼻炎・花粉症薬は、異なる作用機序で効果を発揮する薬を組み合わせると効果的だと先に述べました。

その上で、内服薬・点鼻薬にも、それぞれ異なるタイプの薬が販売されていることも紹介しました。

鼻炎・花粉症をコントロールする場合、基本的には抗ヒスタミン薬の服用をまずは検討します。

鼻づまりが主な症状の場合には、「アレギサール鼻炎」などのケミカルメディエータ遊離抑制薬の服用も検討対象です。

●主にくしゃみ・鼻みずがひどい

・抗ヒスタミン薬(内服薬)

※たまに”鼻づまり”あり

・「コールタイジン点鼻液」を併用

●主に鼻づまりがひどい

・アレギサール鼻炎

抗ヒスタミン薬を服用しても、”鼻症状が改善されない”または”もう少しどうにかしたい”という場合には、”ケミカルメディエータ遊離抑制薬”または”抗ヒスタミン薬・ステロイド点鼻薬”の併用を検討します。

<抗ヒスタミン薬効果不十分>

次の薬の併用または切り替えを検討

・アレギサール鼻炎(ケミカルメディエータ遊離抑制薬)

・ステロイド点鼻薬

ステロイド点鼻薬単独で鼻症状をコントロールできる場合などは、抗ヒスタミン薬などの内服薬を併用する必要はありません。

まとめ

ここまで、鼻炎・花粉症薬の効果的な組み合わせについて、紹介してきました。

鼻炎・花粉症症状をコントロールするために、真っ先に使用を検討する薬は、基本的に抗ヒスタミン薬(内服薬)です。

鼻づまり症状が主な症状である場合には、「アレギサール鼻炎」などのケミカルメディエータ遊離抑制薬の服用も検討対象です。

抗ヒスタミン薬を服用しても、効果不十分の場合には、ケミカルメディエータ遊離抑制薬やステロイド点鼻薬の併用を検討します。

このように、異なる作用機序で効果を発揮する薬を組み合わせて使用するのが、効果的な組み合わせ方になります。

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