かぜをひいて病院を受診したとき、解熱鎮痛薬(熱さまし・痛み止め)として処方されることもある商品が「ブルフェン」です。
処方せん用医薬品(処方薬)「ブルフェン」と同じ成分を配合している市販薬を紹介します。
Contents
有効成分”イブプロフェン”
「ブルフェン」の有効成分は“イブプロフェン”です。
市販薬としても”イブプロフェン”は、かぜ薬・痛み止めに頻用されており、数多くの商品が販売されています。
“イブプロフェン”は解熱鎮痛薬
イブプロフェンは解熱鎮痛薬です。つまり、”熱さまし・痛み止め”です。
具体的な効能・効果は次のような症状です。
①発熱時の解熱
②頭痛、生理痛、関節痛、腰痛、筋肉痛、肩こり痛、打撲痛、歯痛・抜歯後疼痛など
「ブルフェン」と同じ市販薬
「ブルフェン」はイ”ブプロフェン”のみを配合した、”イブプロフェン”単一商品です。
市販薬においては、”イブプロフェン”に他の痛み止め成分を加えた商品も多く販売されています。。
代表的な商品(ブランド)が「イブシリーズ」です。
「イブ」シリーズの違いや選び方、他解熱鎮痛薬との違いなどについては、こちらの記事にまとめています。
「イブシリーズ」から次の2商品紹介します。
●イブA錠EX
●イブメルト
この2商品に配合されているイブプロフェンの成分量は、処方せん用医薬品「ブルフェン」と同量となります。
鎮痛効果が最も高い「イブA錠EX」
イブプロフェンを200mg配合した「イブシリーズ」の中で最も鎮痛効果が高いと考えられる商品が「イブA錠EX」です。
「イブA錠EX」には、イブプロフェンの効果をさらに高める2種類の有効成分も配合されています。
水なしでも服用できる「イブメルト」
「イブメルト」にもイブプロフェンが200mg配合されています。
「イブメルト」の特徴は、“水なしでも服用できる”という点です。
頭痛・生理痛などの”痛み”はいつ襲ってくるか分かりません。
通勤・通学途中かもしれませんし、会議中・授業中かもしれません。このようなとき、手元に飲み物はないこともあるでしょう。
このような場合、「イブメルト」は”水なしでも服用できる”ので、薬さえ身の回りに忍ばせておけば良いわけで、使い勝手に優れています。
また、「イブメルト」はイブシリーズの中では唯一、”イブプロフェン”単一商品となります。
まとめ
ここまで、「ブルフェン」の有効成分”イブプロフェン”を配合している市販薬について紹介しました。
「ブルフェン」は”イブプロフェン”単一商品です。市販薬においても、イブプロフェンは頻用されていますが、単一商品となると数が限られます。
代表的なイブプロフェン配合商品(ブランド)として、「イブシリーズ」の「イブA錠EX」と「イブメルト」を紹介しました。
この2商品には「ブルフェン」と同量のイブプロフェンが配合されており、「ブルフェン」にはない特徴もあります。
「イブA錠EX」には、イブプロフェンの効果を高める2種類の有効成分が配合されています。
「イブメルト」については、”水なしでも服用できる”という工夫が施されています。
解熱鎮痛薬を家に揃えていると、万が一のとき、役立つこともあろうかと思います。
●最も鎮痛効果が期待できる:「イブA錠EX」
●水なしでも服用できる薬:「イブメルト」