【痛み止め市販薬「バファリン」を徹底比較】「バファリン」シリーズの違いと選び方

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頭痛

長年、市販の痛み止めとして使用されている商品が「バファリン」です。

一口に「バファリン」といっても、複数の商品が販売されています。

当記事では、「バファリン」シリーズの違いと選び方について、痛みを鎮める強さなどを踏まえて紹介します。

バファリンには、以下4種類の商品が販売されています。

●バファリンA

●バファリンライト

●バファリンプレミアム

●バファリンEX

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「バファリン」シリーズの違い~有効成分比較~

「バファリン」シリーズの違いを把握するために、配合されている有効成分を比較してみます。

    バファリンA バファリンライト バファリンプレミアム バファリンEX
    2錠中 2錠中 2錠中 1錠中
解熱鎮痛薬

アセチルサリチル酸

(アスピリン)

660mg 440mg
アセトアミノフェン 130mg
イブプロフェン 130mg
ロキソプロフェン 60mg
鎮痛補助薬

アリルイソプロピル

アセチル尿素

60mg
無水カフェイン 80mg
制酸剤 合成ヒドロタルサイト 200mg
水酸化アルミニウムゲル 200mg 70mg 120mg

各商品に配合されている有効成分は上記のようになります。

続いて、これら有効成分の違いを踏まえて、「バファリン」シリーズの鎮痛効果の大小について紹介します。

「バファリン」シリーズの鎮痛効果~強さ~

「バファリン」と一口に言っても、有効成分はそれぞれ異なっています。

成分別の鎮痛効果は、次のような順になります。

ロキソプロフェン>イブプロフェン>アスピリン>アセトアミノフェン

上述のように考えると、バファリンシリーズの鎮痛効果は次のようになると考えられます。

バファリンEX>バファリンプレミアム>バファリンA>バファリンライト

ちなみに、「バファリンEX」の有効成分は”ロキソプロフェン”です。

つまり、「ロキソニンS」と類似薬ということになります。

「ロキソニンS」シリーズの違いや選び方などについては、こちらの記事でまとめています。

処方薬「ロキソニン」と同じ市販薬「ロキソニンS」シリーズの違いや選び方・選ぶポイントを紹介します。

「バファリンEX」には、制酸剤として”水酸化アルミニウムゲル”が配合されています。

制酸剤は”ロキソプロフェン”の胃腸障害軽減のための添加物です。

不要と思われる方は、制酸剤が配合されていない「ロキソニンS」を選択すると良いかと考えます。

「バファリン」シリーズの選び方

ここまで、「バファリン」シリーズ各商品の違いや鎮痛効果の大小などについて紹介しました。

続いて、これらを踏まえながら、「バファリン」シリーズの選び方を紹介します。

結局、どの商品を選べばいいんだ?

となろうかと思います。

「バファリン」は痛み止めです。

痛みを鎮めてくれさえすれば、基本的にどの商品でもいいわけです。

鎮痛効果は次のようになると先に紹介しました。

<鎮痛効果の大小(強い順に記載)>

①バファリンEX

②バファリンプレミアム

③バファリンA

④バファリンライト

最も鎮痛効果が高い商品が「バファリンEX」、続いて「バファリンプレミアム」、「バファリンA」の順になると考えられます。

「バファリン」シリーズから商品を選ぶ場合、鎮痛効果が高い順に選ぶといいと考えています。

というのも、鎮痛効果が高いからと言って、副作用を引き起こしやすいかと言えば、そうではありません。

「バファリンEX」に配合されている”ロキソプロフェン”は、比較的胃腸障害などの副作用は少ないと考えられています。

一方で、「バファリンA」に配合されている”アスピリン”は胃腸障害を引き起こしやすいと考えられています。

「バファリンA」を飲み慣れていて、効果が実感でき、副作用も感じないのであれば、変更する必要はありません。

どれを服用するか悩んだ場合には、「バファリンEX」を軸に他商品を比較・検討すれば、なんとなく服用することはなく最適な痛み止めを服用できるでしょう。

服用上の注意点:副作用

以下のような方は服用に際してさらに注意が必要となります。

・妊娠さん

・胃・十二指腸潰瘍既往歴がある方

・腎臓が悪い方

・15歳未満の服用NG

妊娠後期の妊娠さんの服用には、注意が必要です。

胎児の動脈管閉鎖症が問題となる場合があります。

また、バファリンに配合されている解熱鎮痛剤は胃にダメージを与えます(特にアスピリン)

そのため、胃・十二指腸潰瘍の既往歴がある方(現病歴である方も含みます)の服用は注意が必要です。

「バファリンEX」に配合されている”ロキソプロフェン”は胃へのダメージが比較的小さい薬だともいわれています。

とは言え、そのリスクを知っておくことは大事です。

妊娠さんであれば、定期検診にかかるでしょうし、胃・十二指腸潰瘍歴がある方は食後服用を徹底することでリスクを抑えることは可能です。

そして、痛み止めは漫然と服用する薬ではありません。

つまり、服用は短期間になるはずですので、仮に服用してしまった場合も、大怪我につながる可能性は低いと考えます。

問題は”腎臓が悪い方”が服用した場合です。

腎臓が悪い方が、”ロキソプロフェン”のようなNSAIDsを服用すると急速に腎機能が悪化することがあります。

腎臓が悪い方の服用には、細心の注意が必要となります。注意というよりも、服用しないでください。

薬物乱用頭痛に注意

バファリンをはじめとする鎮痛薬の連用による「薬物乱用頭痛」の問題も指摘されています。

バファリンを服用しても頭痛が治まらないことが続いてきたら、鎮痛薬の服用を中止し、医療機関を受診することが重要です。

「バファリン」シリーズまとめ

ここまで、「バファリン」シリーズの有効成分の違いや選び方、鎮痛効果の大小などについて紹介しました。

“鎮痛効果”や”副作用の引き起こしやすさ”を考えると、選ぶ順番は以下のようになると考えます。

①バファリンEX

②バファリンプレミアム

③バファリンA

④バファリンライト

痛み止めを服用する上で、注意点もあります。

注意点は頭の片隅にしっかり置きつつ、「バファリン」シリーズの各商品のちょっとした違いを把握して、症状にぴったりの「バファリン」を選んでください。

余談ですが、

バファリンの半分はやさしさでできている

という宣伝文句があります。

その半分の正体は胃粘膜を守るために配合されている”制酸剤”のことです。

つまり、”優しさ”=”合成ヒドロタルサイト、水酸化アルミニウムゲル”のことを指します。

「バファリン」シリーズ基本情報

最後になりましたが、「バファリン」シリーズ計4種類の有効成分や効能・効果などの基本情報を紹介しておきます。

馴染み深いバファリン「バファリンA」

長年服用されている、最も馴染み深いバファリンが「バファリンA」です。

<有効成分(2錠中)>

・アセチルサリチル酸(アスピリン、鎮痛薬):660mg

・合成ヒドロタルサイト(制酸剤):200mg

<効能・効果>

頭痛、生理痛、歯痛、抜歯後疼痛、腰痛、関節痛、咽喉痛など

<用法・用量>

・15歳以上:1回2錠、1日2回まで

・15歳未満:服用NG

<主な使用上の注意>

アスピリン喘息、胃・十二指腸潰瘍、腎障害がある方、妊娠中期以降の方は服用NG

胃にやさしい「バファリンライト」

長年服用されていて、最も馴染み深いバファリンが「バファリンA」です。

<有効成分(2錠中)>

・アセチルサリチル酸(アスピリン、鎮痛薬):440mg

・乾燥水酸化アルミニウムゲル(制酸剤):200mg

<効能・効果>

頭痛、生理痛、歯痛、抜歯後疼痛、腰痛、関節痛、咽喉痛など

<用法・用量>

・15歳以上:1回2錠、1日3回まで

・15歳未満:服用NG

<主な使用上の注意>

アスピリン喘息、胃・十二指腸潰瘍、腎障害がある方、妊娠中期以降の方は服用NG

「バファリンA」よりも鎮痛効果大「バファリンプレミアム」

「バファリンA」よりも鎮痛効果が高い「バファリンプレミアム」です。

<有効成分(2錠中)>

・イブプロフェン(鎮痛薬):130mg

・アセトアミノフェン(鎮痛薬):130mg

・無水カフェイン:80mg

・アリルイソプロピルアセチル尿素:60mg

・水酸化アルミニウムゲル(制酸剤):70mg

<用法・用量>

・15歳以上:1回2錠、1日3回まで

・15歳未満:服用NG

効能・効果、使用上の注意点は「バファリンA」と同じ

最も鎮痛効果が高いバファリン「バファリンEX」

バファリンシリーズの中で最も鎮痛効果が高い商品が「バファリンEX」です。

<有効成分(1錠中)>

・ロキソプロフェン(解熱鎮痛薬):60mg

・水酸化アルミニウムゲル(制酸剤):120mg

<用法・用量>

・15歳以上:1回1錠、1日3回まで

・15歳未満:服用NG

効能・効果、使用上の注意点は「バファリンA」と同じ

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