【便秘薬】「コーラック」シリーズの違いと選び方

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トイレ 便秘

“便秘にはコーラック”という謳い文句で有名な「コーラック」です。

ここでは、「コーラック」シリーズの違いと選び方を、それぞれの商品を比較しながら紹介したいと思います。

コーラックシリーズには以下5種類の商品が販売されています。

●コーラック

●コーラックⅡ

●コーラックファースト

●コーラックハーブ

●コーラックファイバー

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コーラックは刺激性便秘薬

便秘薬は”刺激性便秘薬”と”非刺激性便秘薬”に分類されます。

「コーラック」シリーズは”刺激性便秘薬”に分類されます。

読んで字のごとくですが、刺激性便秘薬は大腸を直接刺激して排便を促す薬です。

「コーラック」シリーズの違いと選び方

「コーラック」シリーズから便秘薬を選ぶポイントなどを、各商品の違いを確認しながら紹介したいと思います。

コーラック

「コーラック」シリーズの中で、最もシンプルな便秘薬です。

ビサコジルという成分のみを配合した商品です。ビサコジルは大腸を刺激して、排便を促す作用を有しています。

コーラックⅡ

上述した「コーラック」に、ジオクチルソジウムスルホサクシネート(DSS)を追加配合した商品が「コーラックⅡ」です。

DSSには界面活性作用があって、硬い便を柔らかくする作用があります。便が硬く、なかなか排便されない場合には、「コーラックⅡ」が最適です。

コーラックファースト

「コーラックファースト」と「コーラックⅡ」は、ほとんど同じです。

ただし、「コーラックファースト」は、「コーラックⅡ」に比べてビサコジルの配合量が半分になっています。

大腸刺激性便秘薬を服用すると、お腹が痛くなることがあります。

「コーラックファースト」は、ビサコジルの配合量が半分になっています。そのため、腹痛を引き起こすリスクは小さくなります。

同時に、少量ずつ服用量を調整できるので、便秘薬を飲み慣れていない方は「コーラックファースト」をまず先に服用してみるのも手でしょう。

コーラックハーブ

「コーラックハーブ」は、上述してきた「コーラック」とは異なる成分を配合した商品です。

「コーラックハーブ」には、“センノシド”という有効成分が配合されています。センノシドも大腸刺激性便秘薬に該当します。

センノシドを配合した便秘薬は、処方せん用医薬品(処方薬)としても広く使用されています。

代表的な処方薬の商品に「プルゼニド」や「センノサイド」といった商品があります。

コーラックファイバー

プランタゴ・オバタという植物繊維を配合した商品が「コーラックファイバー」です。

「コーラックハーブ」に植物繊維を配合した商品と考えると、分かりやすいでしょうか。

「コーラックファイバー」は他商品とは異なり、用法・用量に1日2回服用と記載があります。

他の商品に比べ、効果が穏やかだからだろうと考えます。

寝る前服用で排便リズムを整える

用法・用量は「1日1回寝る前服用」となっています(コーラックファイバーを除く)

寝る前に服用することで、朝の排便を促すという意図があります。

排便リズムを整えることは便秘の解消のためにも、重要なことの1つです。寝る前に飲まなければ、副作用が出るということではありません。

服用量は調整しましょう 

用法・用量における、1回の服用量はあくまで目安です。

服用初めは、1錠または2錠服用し、排便状況を確認しつつ、お腹が痛くならないかなどを確認しながら、服用量を増減させるといいでしょう。

漫然と連用しない

大腸刺激性便秘薬は効果が速やかで、優れた便秘薬です。

ただし、連用すると慣れ(耐性)を引き起こす可能性が指摘されています。

「コーラックシリーズ」は大腸刺激性便秘薬なので、漫然と使用しないようにしましょう。

妊婦さんは”センノシド配合便秘薬”服用NG

妊婦さんは”センノシド配合便秘薬”の服用はNGです。

コーラックシリーズにおいて、センノシド配合便秘薬とは以下の商品です。

●コーラックハーブ

●コーラックファイバー

妊娠中または授乳中の方な場合、非刺激性便秘薬(塩類下剤)のほうが安全に服用できます。

非刺激性便秘薬とは、「3Aマグネシア」や「ミルマグ」が該当します。「3Aマグネシア」・「ミルマグ」については、こちらの記事にまとめています。

●3Aマグネシア

酸化マグネシウムを配合した非刺激性便秘薬である「3Aマグネシア」を紹介します。硬い便を柔らかくする作用があります。クセになりにくい市販薬です。

●ミルマグ

水酸化マグネシウムを配合した非刺激性便秘薬である「ミルマグLX」を紹介します。硬い便を柔らかくする作用があります。"慣れ"を生じにくい市販薬です。

「コーラック」まとめ

ここまで、「コーラック」シリーズの違いや選び方・選ぶポイントについて紹介してきました。

コーラックシリーズ5商品ともに、刺激性便秘薬に分類されます。

刺激性便秘薬は服用すれば効果が速やかで、優れた便秘薬です。

ただし、漫然と連用すると、慣れ(耐性)を生じる場合があります。

食習慣なども見直しつつ、症状にぴったりのコーラックを選んで服用してください。。

食物繊維が豊富に含まれている「もっちり麦」という商品も販売されています。「薬をあまり頼りたくない」という方は、こちらもお試しください。

●もっちり麦

「もっちり麦」という商品をご存知でしょうか? なかなか店頭で見かける機会はありませんが、お手軽に食物繊維を摂ることができます。 ...

「コーラック」シリーズ詳細情報

「コーラック」シリーズの有効成分、用法・用量などの詳細情報を最後に紹介しておきます。

すっきり排便「コーラック」

大腸を刺激して排便を促す、ビサコジルのみが配合された商品が「コーラック」です。

<有効成分(1錠中)>

ビサコジル:5mg

<効能・効果>

便秘

<用法・用量>

1回2錠、1日1回寝る前または排便期待数時間前に服用

<使用上の注意>

連用は慎重に

硬い便を柔らかくする「コーラックⅡ」

「コーラック」に界面活性剤である”ジオクチルソジウムスルホサクシネート(DSS)”が配合された商品が「コーラックⅡ」です。

DSSには硬い便を柔らかくする作用があります。

<有効成分(1錠中)>

・ビサコジル:5mg

・ジオクチルソジウムスルホサクシネート(DSS):8mg

<効能・効果>

便秘

<用法・用量>

1日1回寝る前、以下の量を服用

・15歳以上:1回1~3錠

・11~14歳:1回1~2錠

・11歳未満:服用NG

<製剤特性>

「コーラック」の改良型使用上の注意は「コーラック」と同じ

効き目穏やか「コーラックファースト」

ビサコジルの配合量が少なめに設定された商品が「コーラックファースト」です。

<有効成分(1錠中)>

・ビサコジル:2.5mg

・ジオクチルソジウムスルホサクシネート:8mg

<効能・効果>

便秘

<用法・用量>

・15歳以上:1回1~4錠

・11歳以上14歳以下:1回1~3錠

・11歳未満:服用NG

「プルゼニド・センノサイド」と同じ「コーラックハーブ」

処方せん用医薬品である「プルゼニド」・「センノサイド」と同じ成分を配合した商品が「コーラックハーブ」です。

<有効成分(1錠中)>

・センノシドA・B:12mg

・カンゾウ:40mg

<効能・効果>

便秘

<用法・用量>

1日1回寝る前に服用

・15歳以上:1~2錠

・15歳未満:服用NG

<使用上の注意>

妊婦さんの服用注意

植物繊維配合の「コーラックファイバー」

生薬由来の水溶性・不溶性植物繊維を配合した商品が「コーラックファイバー」です。

<有効成分(1包2g中)>

・プランタゴ・オバタ種皮:1,200mg

・ケツメイシエキス:100mg

・センノシドA・B:8.14mg

・ビタミン類

<効能・効果>

便秘

<用法・用量>

・15歳以上:1回1~2包、1日2回空腹時に服用

・15歳未満:服用NG

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