「パブロン」と「ルルA」の違いと効果を検討

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かぜ インフルエンザ 頭痛 咳 のどの痛み

かぜ薬と一口に言っても、数多くの商品が販売されています。

結局、どの商品がいいんだろう?

と悩むことも多いと思います。

今回は、市販のかぜ薬のメジャーブランドである「パブロン」と「ルルA」の商品を比較しながら、どのような有効成分が配合されているのか、違いは何なのか、などを確認してみようと思います。

ここでは、「パブロン」と「ルルA」シリーズから販売されている、次の2商品で比較してみようと思います。

●パブロンSゴールドW

●新ルルAゴールドs

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「パブロン」と「ルルA」の違い:有効成分を比較

「パブロンSゴールドW」・「新ルルAゴールドs」ともに、12歳から服用できるかぜ薬です。

さて、「パブロンSゴールドW」と「新ルルAゴールドs」の有効成分の違いを下の表で比較しています。

表中の成分量は、それぞれ1回服用量になります。

  パブロンSゴールドW

配合量

(2錠中)

新ルルAゴールドs

配合量

(3錠中)

痛み止め

①アセトアミノフェン 300mg ①アセトアミノフェン 300mg
はな

②クロルフェニラミン

(抗ヒスタミン薬)

2.5mg

②クレマスチン

(抗ヒスタミン薬)

0.45mg

③ベラドンナ

アルカロイド

(抗コリン薬)

0.1mg
せき ③ジヒドロコデイン 8mg ④ジヒドロコデイン 8mg
⑤ノスカピン 16mg

⑥dl-メチル

エフェドリン

(気管支拡張薬)

20mg
たん ④アンブロキソール 15mg ⑦ブロムヘキシン 4mg
⑤カルボシステイン 250mg
頭痛 ⑧無水カフェイン 25mg
ビタミン剤 ⑥ビタミンB2 4mg ⑨ビタミンB1 8mg

「パブロンSゴールドW」には6種類の有効成分、「新ルルAゴールドs」には9種類の有効成分が配合されています。

2商品ともに”熱・のど(せき・たん)・はな”の一般的なかぜ症状に対しては、まんべんなく効果を発揮してくれるでしょう。

2商品の有効成分の違いから使い分けを考えるなら、次のような使い分けが可能かと考えます。

●特に”たん”の症状がつらいとき:「パブロンSゴールドW」が良い(→去痰薬が2種類配合されているため)

●特に”せき”症状がつらいとき:「新ルルAゴールドs」が良い(→せきを和らげる成分が3種類配合されているため)

同じかぜ薬(総合感冒薬)と言えども、有効成分に多少の違いがあり、それに伴って商品毎に得意な症状も異なってきます。

多くの成分が配合されている「ルルA」のほうが良い薬?

「パブロンSゴールドW」には6種類、「新ルルAゴールドs」には9種類の有効成分が配合されていました。

一見すると、多くの有効成分が配合されている「新ルルAゴールドs」のほうが全体として良い薬のように思えます。

“せき”症状については、「新ルルAゴールドs」のほうが効果は高いと考えます。

「新ルルAゴールドs」には、ジヒドロコデインの他に2種類の有効成分が配合されているからです。

“はな”症状については、「パブロンSゴールドW」には1種類、「新ルルAゴールドs」には2種類の有効成分が配合されています。

「パブロンSゴールドW」には、1種類しか鼻症状に対する有効成分は配合されていませんが、それのみで鼻症状を抑えてくれる可能性があります。

つまり、多くの有効成分を配合しているから良い薬・優れた薬だとは限りません。

薬がたくさん配合されているという事は、同時に副作用を起こす可能性も高くなるというになります。

かぜ薬に関しても、必要最低限の成分で構成されていることが望ましいと考えています。

この点においては、必要最低限の有効成分で構成されている「パブロンSゴールドW」のほうが、服用リスクは抑えられ、安全に服用できるかぜ薬であると言えます。

「パブロン」と「ルルA」比較まとめ

ここまで、「パブロンSゴールドW」と「新ルルAゴールドs」を比較しながら、2商品の特徴や効果の違い、選ぶポイントなどを紹介してきました。

当記事で紹介した2商品の使い分けは次の通りです。

●”たん”がつらいとき

→パブロンSゴールドW

●”せき”がつらいとき

→新ルルAゴールドs

“はな”症状に対する有効成分の数は、「新ルルAゴールドs」のほうが1種類多いです。

しかし、「パブロンSゴールドW」に配合されている成分だけでも症状を抑えてくれる可能性も十分あります。

薬に関しては、多くの成分が配合されている商品が良い薬とは限りません。

かぜ薬を選ぶ際には、この記事中に紹介した2商品を基準に選び出してもいいのではないかと考えます。

「パブロンSゴールドW」について言えば、病院でかぜ薬として処方を受けるであろう薬と同様の成分が配合されています。

かぜできつい中、わざわざ病院に行かずとも、処方を受けるであろう薬と同じような薬を、市販薬として手に取ることはできるわけです。

市販薬であっても、処方薬と同じ有効成分を使用しています。「パブロンSゴールドW」の有効成分と処方薬を比較します。選び方次第で、病院で貰う処方薬と同じ薬を市販薬として手に取ることができます。

必要最低限の成分で構成されていて、効果が実感できる商品を探し出してください。

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「パブロン」・「ルルA」基本情報

最後になりましたが、当記事で紹介した「パブロンSゴールドW」と「新ルルAゴールドs」の有効成分、効能・効果などの基本情報を紹介しておきます。

パブロンSゴールドW

<有効成分(2錠・1包中)>

・アセトアミノフェン:300mg(解熱鎮痛薬)

・ジヒドロコデイン:8mg(咳止め)

・クロルフェニラミン:2.5mg(抗ヒスタミン薬)

・アンブロキソール:15mg(去痰薬)

・カルボシステイン:250mg(去痰薬)

・ビタミンB

<用法・用量>

1日3回、以下の用量をなるべく食後30分以内に服用

[錠剤の場合]

・15歳以上:1回2錠

・12歳以上14歳以下:1回1錠

・12歳未満:服用NG

[微粒の場合]

・15歳以上:1回1包

・12歳以上14歳以下:1回1/2包

・12歳未満:服用NG

「パブロン」シリーズの違いや選び方などについては、こちらの記事にまとめています。

市販の風邪薬「パブロン」シリーズの有効成分・効果の違いを徹底的に比較し、「パブロン」の正しい選び方、注意すべき副作用などを紹介します。

新ルルAゴールドs

<有効成分(3錠中)>

・アセトアミノフェン:300mg(解熱鎮痛薬)

・クレマスチン:0.45mg(抗ヒスタミン薬)

・ベラドンナアルカロイド:0.1mg(鼻みず止め)

・ジヒドロコデイン:8mg(せき止め)

・ノスカピン:16mg(せき止め)

・dl-メチルエフェドリン:20mg(気管支拡張薬)

・ブロムヘキシン:4mg(去痰薬)

・無水カフェイン:25mg(鎮痛補助薬)

・ビタミンB

<用法・用量>

1日3回なるべく食後30分以内に以下の用量で服用。

・15歳以上:1回3錠

・12歳以上15歳未満:1回2錠

・12歳未満:服用NG

「ルルA」シリーズの違いや選び方などについては、こちらの記事にまとめています。

市販の風邪薬「ルルA」シリーズの有効成分・効果の違いを徹底的に比較し、「ルルA」の正しい選び方、注意すべき副作用などを紹介します。
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