くしゃみ・鼻みずに「コンタック」の鼻炎薬シリーズの違いと選び方

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鼻炎 花粉症 鼻みず 鼻づまり

「コンタック」の鼻炎薬シリーズの違いや選び方などについて紹介します。

「コンタック」鼻炎薬シリーズの商品ラインナップは次の通りです。

・コンタック鼻炎Z

・コンタック600ファースト

・新コンタック600プラス

・コンタック鼻炎スプレー<季節性アレルギー専用>

「コンタック鼻炎スプレー」は点鼻薬、他3商品は内服薬(飲み薬)となります。

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「コンタック」内服鼻炎薬の違い①~有効成分比較~

「コンタック」の内服鼻炎薬の違いを確認するため、配合されている有効成分を比較します。

  コンタック鼻炎Z コンタック600ファースト 新コンタック600プラス
1錠中 1カプセル中 2カプセル中
抗ヒスタミン薬 セチリジン 10mg
ケトチフェン 1mg
クロルフェニラミン 4mg
鼻みず止め

ベラドンナ

総アルカロイド

0.2mg
鼻づまり改善薬 プソイドエフェドリン 60mg
頭重感の改善 無水カフェイン 50mg

有効成分上の違いとして、次のような点が挙げられます。

<コンタック鼻炎Z・コンタック600ファースト>

抗ヒスタミン薬のみ配合

<新コンタック600プラス>

抗ヒスタミン薬+α配合

「コンタック」内服鼻炎薬の違い②~抗ヒスタミン薬による違い~

「コンタック」の鼻炎薬には、以下3種類の抗ヒスタミン薬が配合されています。

<鎮静性抗ヒスタミン薬>

・クロルフェニラミン

・ケトチフェン

<非鎮静性抗ヒスタミン薬>

・セチリジン

抗ヒスタミン薬には、大なり小なり鎮静作用があるとされます。

鎮静作用と眠気の関係性としては、当然、

鎮静作用が強い=眠気を引き起こしやすい

となります。

つまり、鎮静性抗ヒスタミン薬である”クロルフェニラミン”・”ケトチフェン”は、非鎮静性抗ヒスタミン薬である”セチリジン”よりも眠くなる可能性が高いと考えられます。

同時に、”セチリジン”配合の鼻炎薬は、眠くなりにくいと考えられます。

<眠気の引き起こしやすさ>

クロルフェニラミン・ケトチフェン>セチリジン

ただし、眠気の起こしやすさには個人差があります。

鎮静性抗ヒスタミン薬配合の鼻炎薬を服用したからといって、必ず眠くなるということではありません。

「コンタック」内服鼻炎薬の違い③~効能・効果~

抗ヒスタミン薬が異なることで、薬を服用する目的(効能・効果)も異なってきます。

「コンタック鼻炎Z」と「コンタック600ファースト」は、1日を通して花粉症などの鼻炎症状をコントロールすることを目的として主に服用します。

一方で、「新コンタック600プラス」は、その時々の鼻症状を緩和することを目的として主に服用します。

そのため、「コンタック鼻炎Z」と「コンタック600ファースト」の効能・効果の記載内容は同じですが、「新コンタック600プラス」とでは記載内容が異なります。

ここまでの違いなどを踏まえて、各商品の特徴や選び方などについて紹介します。

コンタック鼻炎Z:眠くなりにくい鼻炎薬

非鎮静性抗ヒスタミン薬”セチリジン”を配合している、眠くなりにくい鼻炎薬が「コンタック鼻炎Z」です。

「コンタック鼻炎Z」は、主に花粉症などの鼻炎症状を1日を通してコントロールするために服用します。

“セチリジン”という抗ヒスタミン薬は、もともと処方せん用医薬品(処方薬)として使用されていた薬です。

“セチリジン”を配合している処方薬の代表的な商品として「ジルテック」という商品があります。

つまり、「コンタック鼻炎Z」は、処方薬「ジルテック」と同じ有効成分を配合した市販薬となります。

鼻炎薬(抗ヒスタミン薬)服用による”眠気”の副作用が気になる方は、非鎮静性抗ヒスタミン薬”セチリジン”配合の「コンタック鼻炎Z」の服用をまずは検討ください。

コンタック600ファースト:処方薬「ザジテン」と同じ市販薬

鎮静性抗ヒスタミン薬”ケトチフェン”を配合している、鼻炎薬が「コンタック600ファースト」です。

鎮静性の抗ヒスタミン薬が配合されていますが、服用した人がもれなく眠くなる薬では決してありません。

「コンタック600ファースト」は、主に花粉症などの鼻炎症状を1日を通してコントロールするために服用します。

“ケトチフェン”という抗ヒスタミン薬は、もともと処方せん用医薬品(処方薬)として使用されていた薬です。

“ケトチフェン”を配合している処方薬の代表的な商品として「ザジテン」という商品があります。

つまり、「コンタック600ファースト」は、処方薬「ザジテン」と同じ有効成分を配合した市販薬となります。

新コンタック600プラス

鎮静性抗ヒスタミン薬”クロルフェニラミン”+αを配合している、鼻炎薬が「新コンタック600プラス」です。

鎮静性の抗ヒスタミン薬が配合されていますが、服用した人がもれなく眠くなる薬では決してありません。

「コンタック600ファースト」は、主にその時々の鼻炎症状を緩和するために服用します。

抗ヒスタミン薬は”くしゃみ・鼻みず”に対する効果は高いですが、”鼻づまり”に対する効果は今ひとつとも言われます。

そこを補うために、「新コンタック600プラス」には、鼻づまり改善薬である”プソイドエフェドリン塩酸塩”も配合されています。

急な”くしゃみ・鼻みず・鼻づまり”などの鼻症状にお困りの方は、「新コンタック600プラス」の服用を検討ください。

ステロイド内服薬と点鼻薬の違い

ここまで、「コンタック」の内服鼻炎薬の違いや選び方、それを踏まえた各商品の特徴などについて紹介してきました。

「コンタック」の鼻炎薬シリーズには、点鼻薬である「コンタック鼻炎スプレー<季節性アレルギー専用>(以下、コンタック鼻炎スプレー)」という商品も販売されています。

「コンタック鼻炎スプレー」は、ステロイド薬を配合した点鼻薬です。

ステロイド薬と聞くと、過度に怖がる方が中にいます。

「ステロイドフォビア(steroid phobia)」、「ステロイド恐怖症」とも呼ばれます。

ステロイド薬には、「コンタック鼻炎スプレー」のような点鼻薬や点眼薬、内服薬(飲み薬)、注射薬など様々なかたちで使用されています。

ステロイド薬を使用すると、顔がまん丸になったり(ムーンフェイス)、血糖値が上がったりすることがあります。

全身性の副作用と言われます。

これら全身性の副作用は、内服薬や注射薬としてステロイド薬を使用したときに、しばしば引き起こされる事象です。

「コンタック鼻炎スプレー」のようなステロイド点鼻薬の場合、ステロイド薬の作用は局所(鼻なら鼻)に限定されます。

そのため、上述したような全身性の副作用は、起こしにくいと考えられています。

ステロイド薬には、優れた抗炎症作用(炎症を鎮める作用)があります。

アレルギー性鼻炎も炎症が原因です。

アレルギー性鼻炎の方が、病院に行けば、ステロイド点鼻薬はしばしば処方されます。

そのくらい、一般的に使用される薬となります。

点鼻薬の使い方

点鼻薬の使い方・使用方法(手技)について紹介します。

点鼻薬の使い方は、次の通りです。

点鼻方法 手技

文字で要点を挙げると、次のようになります。

①鼻をかむ

②軽くうつむいて点鼻

③軽く上を向く

以上です。

続いて、市販のステロイド点鼻薬「コンタック鼻炎スプレー」について紹介します。

コンタック鼻炎スプレー<季節性アレルギー専用>

ステロイド薬”ベクロメタゾンプロピオン酸エステル”を配合した市販の点鼻薬が「コンタック鼻炎スプレー」です。

使用対象年齢は18歳以上と設定されています。

通常、1日2回使用し、症状の改善を試みます。

1日2回の使用で症状の改善がみられない場合には、1日4回までの使用が認められています。

市販薬で花粉症などのアレルギー性鼻炎をコントロールしようとする場合、先に紹介した抗ヒスタミン薬配合の内服薬でのコントロールを優先すべきでしょう。

内服薬だけでは、鼻症状が芳しくないときに「コンタック鼻炎スプレー」のようなステロイド薬点鼻薬の使用を検討ください。

また、ステロイド点鼻薬を使用しても、鼻症状の改善がなかなか見られない場合には、病院を受診することが重要です。

「コンタック」鼻炎薬まとめ

ここまで、「コンタック」鼻炎薬シリーズの違いや選び方、各商品ごとの特徴などについて紹介してきました。

「コンタック」の鼻炎内服薬の選ぶポイントについては、”眠気を引き起こしやすいかどうか”が挙げられるでしょう。

「コンタック」鼻炎内服薬の眠気の引き起こしやすさは、眠くなりやすい順に次の通りです。

コンタック600ファースト・新コンタック600プラス>コンタック鼻炎Z

※眠くなりやすい順

非鎮静性抗ヒスタミン薬”セチリジン”を配合している「コンタック鼻炎Z」が最も眠くなり”にくい”と考えられます。

抗ヒスタミン薬配合の内服薬で鼻症状の改善がなかなか見られない場合には、ステロイド点鼻薬である「コンタック鼻炎スプレー」の使用を検討ください。

「コンタック」鼻炎薬シリーズの特徴や選び方を把握しているだけでも、鼻炎症状に対して上手に市販薬を使い分けることができるのではないかと考えます。

「コンタック」鼻炎薬 基本情報

「コンタック」の鼻炎薬シリーズの有効成分や用法・用量などの基本情報を紹介しておきます。

コンタック鼻炎Z

<有効成分(1錠中)>

・セチリジン:10mg

<効能・効果>

花粉、ハウスダスト(室内塵)などによる次のような鼻のアレルギー症状の緩和:くしゃみ、鼻みず、鼻づまり

<用法・用量>

1日1回、次の1回量を就寝前に服用

・15歳以上:1回1錠

・15歳未満:服用NG

コンタック600ファースト

<有効成分(1カプセル中)>

・ケトチフェン:10mg

<効能・効果>

「コンタック鼻炎Z」に同じ

<用法・用量>

1日2回、次の1回量を朝食後・就寝前に服用

・15歳以上:1回1カプセル

・15歳未満:服用NG

新コンタック600プラス

<有効成分(2カプセル中)>

・クロルフェニラミン:4mg

・ベラドンナ総アルカロイド:0.2mg

・プソイドエフェドリン塩酸塩:60mg

・無水カフェイン:50mg

<効能・効果>

急性鼻炎、アレルギー性鼻炎又は副鼻腔炎による次の諸症状の緩和:くしゃみ、鼻みず、鼻づまり、なみだ目、のどの痛み、頭が重い

<用法・用量>

次の1回量を1日2回(朝・夕)、水またはお湯で服用

・15歳以上:1回2カプセル

・7歳以上15歳未満:1回1カプセル

・7歳未満:服用NG

コンタック鼻炎スプレー<季節性アレルギー専用>

<有効成分>

・ベクロメタゾンプロピオン酸エステル

<効能・効果>

花粉など季節性アレルギーによる次のような症状の緩和:鼻づまり、鼻みず(鼻汁過多)、くしゃみ

<用法・用量>

次の1回量を1日2回(朝・夕)、両鼻腔に点鼻

・18歳以上:両鼻腔に1回1噴霧

※1日最大4回(8噴霧)まで使用可

・18歳未満:使用NG

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