市販の風邪薬と処方薬を比較~「パブロン」との違いを検討~

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かぜ インフルエンザ 頭痛 咳 のどの痛み

市販薬であっても、処方せん用医薬品(処方薬)と同じ成分を配合している商品があります。

つまり、

体がきつい中、わざわざ病院に行かずとも、処方薬と同じような薬を市販薬として手に取ることができる

ということです。

当記事では、市販のかぜ薬を処方薬と比較してみたいと思います。

ひょっとすると、病院・薬局で貰ったことがある薬が含まれているかもしれません。

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「パブロンSゴールドW」で比較

ここでは、市販のかぜ薬のメジャーブランドである「パブロン」から「パブロンSゴールドW」を例に挙げて、有効成分を比較してみたいと思います。

「パブロンSゴールドW」には、微粒(粉薬)の商品も販売されています。

「パブロンSゴールドW」は12歳から服用でき、家庭の常備薬としても使用できる市販のかぜ薬です。

「パブロンSゴールドW」は、以下6種類の有効成分が配合されているかぜ薬です。

<有効成分(2錠・1包中)>

・アセトアミノフェン:解熱鎮痛薬

・ジヒドロコデイン:咳止め

・クロルフェニラミン:抗ヒスタミン薬

・アンブロキソール:去痰薬

・L-カルボシステイン:去痰薬

・ビタミンB(リボフラビン):ビタミン剤

「パブロンSゴールドW」には、”発熱・せき・たん・鼻みず”といった、かぜの主症状にまんべんなく効く有効成分が配合されています。

有効成分を処方薬と比較

「パブロンSゴールドW」は、6種類の有効成分が配合されたかぜ薬(総合感冒薬)です。

「パブロンSゴールドW」に配合されている有効成分は、処方薬としても使用されています。

対比表として、以下にまとめました。

処方薬の商品名は、代表的な商品を挙げています。

1回量については、通常用量を記載しています。

1日の服用回数は、一応の目安です。

 

パブロン

1回量

(2錠中)

処方薬

商品名

1回量

1日の

服用回数

アセトアミノフェン 300mg カロナール 300mg~1,000mg 3回
アンブロキソール 15mg ムコソルバン 15mg 3回
L-カルボシステイン 250mg ムコダイン 500mg 3回
ジヒドロコデイン 8mg  ジヒドロコデイン  10mg  3回
クロルフェニラミン 2.5mg

アレルギン

2~6mg

 2~4回

リボフラビン 4mg – 

「パブロンSゴールドW」には、6種類もの有効成分が1錠(または1包)にギュッと詰め込まれています。

病院において、1種類ずつ薬の処方を受けた場合、6種類の薬を1つずつ取り出して服用しなければなりません。

6種類の薬を1つずつ取り出して飲まずに済むという点だけでも、市販のかぜ薬も優れものです。

処方薬と同じ成分

一例ではありますが、「パブロンSゴールドW」に配合されている有効成分は処方薬としても使用されています。

中には服用したことがある処方薬もあったのではないでしょうか。

現在では、ジェネリック医薬品(後発医薬品)も普及してきています。

“カルボシステイン250mg「○○」”という薬は、「ムコダイン」と同じ薬です。

同じように、”アンブロキソール15mg「○○」”という薬は、「ムコソルバン」と同じ薬です。

アセトアミノフェンの解熱作用は300mgで十分

対比表をご覧ください。

処方薬として使われるアセトアミノフェンの上限量は1,000mgです。

「パブロンSゴールドW」の配合量は、1/3の配合量では少なくないか?

と疑問を持たれるかもしれません。

“アセトアミノフェン”は、「痛み止め(鎮痛薬)」・「熱さまし(解熱薬)」として配合されています。

1,000mgという用量は、”アセトアミノフェン”を「痛み止め(鎮痛薬)」として、使用するときの用量です。

アセトアミノフェンを「熱さまし(解熱薬)」として使用する場合、200~300mgでも十分効果があります。

また、痛み止めとして使用する場合の”上限量”が1,000mgです。

配合量が300mgだから効果がないわけではありません。

上限が1,000mgというだけで、300mgで頭痛・関節痛などの痛みが取れることも多々あります。

「市販薬と処方薬の比較」まとめ

ここまで、市販薬として「パブロンSゴールドW」を例に挙げて、処方薬と比較してきました。

市販薬であっても、処方薬と同じ成分を使用していることがお分かりいただけたかと思います。

市販薬を上手に選べば、きつい中わざわざ病院に行かずとも、病院に行って貰える薬と同じ(近い)効果が期待できる薬を市販薬として手に取ることができるわけです。

<パブロンSゴールドW錠>

<パブロンSゴールドW微粒>

「パブロンSゴールドW」基本情報

最後になりますが、「パブロンSゴールドW」の効能・効果や用法・用量などの基本情報を紹介します。

<有効成分(2錠・1包中)>

・アセトアミノフェン:300mg(解熱鎮痛薬)

・ジヒドロコデイン:8mg(咳止め)

・クロルフェニラミン:2.5mg(抗ヒスタミン薬)

・アンブロキソール:15mg(去痰薬)

・カルボシステイン:250mg(去痰薬)

・ビタミンB(リボフラビン):4mg

<効能・効果>

かぜの諸症状(のどの痛み、せき、鼻みず、鼻づまり、くしゃみ、たん、頭痛、発熱、悪寒、関節の痛み、筋肉の痛み)の緩和

<用法・用量>

1日3回、次の用量をなるべく食後30分以内に服用

[錠剤の場合]

・15歳以上:1回2錠

・12歳以上14歳以下:1回1錠

・12歳未満:服用NG

[微粒の場合]

・15歳以上:1回1包

・12歳以上14歳以下:1回1/2包

・12歳未満:服用NG

「パブロンSゴールドW」の他にも「パブロン」シリーズは販売されています。

「パブロン」シリーズの違いや選び方などについては、こちらの記事にまとめています。

市販の風邪薬「パブロン」シリーズの有効成分・効果の違いを徹底的に比較し、「パブロン」の正しい選び方、注意すべき副作用などを紹介します。
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