インフルエンザも市販の風邪薬で十分対応可能~風邪薬の選び方と注意点~

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かぜ インフルエンザ 頭痛 咳 のどの痛み

インフルエンザといえば、12月~2月頃に好発する疾患です。

一般的な症状としては、特に高熱を伴ったかぜ様症状と言えるとかと思います。

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インフルエンザウイルスの治療薬

インフルエンザ治療における、処方せん用医薬品(処方薬)として、「イナビル・タミフル・リレンザ・ゾフルーザという治療薬は耳にしたことがある、もしくは服用(吸入)したことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

もちろん、市販薬にインフルエンザウイルスを叩く薬はありません。

すなわち、インフルエンザを直接的に治療する手段は市販薬にはありません。

12月~2月頃にかけて、高熱を伴ったかぜ様症状が現れたら、「インフルエンザかもしれない」と、具合が悪い中近くの医療機関を受診するでしょう。

果たしてその必要があるのか?

ということについて、当記事で考えてみたいと思います。

わざわざ病院に行く必要なし

私は基本的に

インフルエンザで医療機関を受診する必要はない

と考えています。

ただし、呼吸器疾患・心疾患・糖尿病などの基礎疾患を有する方や免疫が低下している方、小児・乳幼児、高齢者は除きます。

インフルエンザは熱が高いかぜ

一般的に、インフルエンザの症状は高熱を伴うかぜです。

したがって、頭痛・発熱、せき、鼻みずなどのかぜ症状をコントロールしておけば良いのです。

「インフルエンザかもしれない」と思って、医療機関を受診すべき対象は、”呼吸器疾患・心疾患・糖尿病などの基礎疾患を有する方や免疫が低下している方、小児・乳幼児、高齢者”だと思っています。

このような方々は、インフルエンザが原因で呼吸器疾患などの原疾患が悪化したり、体力や免疫力が衰えているとインフルエンザ症状が重篤化し、肺炎などにつながる可能性などがあるからです。

このような方こそ、医療機関を速やかに受診し適切な処置を受けるべきだと考えます。

日頃、体力が充実している方は市販薬だけでも対処可能です。

インフルエンザは市販のかぜ薬で対処できる

インフルエンザの症状は基本的に、高熱を伴ったかぜ様症状です。

つまり、“総合感冒薬(かぜ薬)”で対処できるわけです。

総合感冒薬というと、「パブロン」や「ルル」といった商品です。

当ブログにおいても、「パブロン・ルル」などの各商品の違いや選び方・選ぶポイントなどについて紹介しています。

市販の風邪薬「パブロン」シリーズの有効成分・効果の違いを徹底的に比較し、「パブロン」の正しい選び方、注意すべき副作用などを紹介します。
市販の風邪薬「ルルA」シリーズの有効成分・効果の違いを徹底的に比較し、「ルルA」の正しい選び方、注意すべき副作用などを紹介します。

“アセトアミノフェン”配合のかぜ薬を服用してください

インフルエンザ(疑い)で市販薬を服用する際、注意していただきたいことがあります。

それは”解熱鎮痛薬の成分“です。

“アセトアミノフェン”配合のかぜ薬を選んでください。

インフルエンザの解熱薬(熱さまし)にNSAIDs(“エヌセイズ”と読みます)と呼ばれる解熱鎮痛薬を使用することがあります。

NSAIDsとは、ロキソプロフェン(ロキソニンなど)やイブプロフェン(イブなど)などが該当します。

インフルエンザが疑われるような場合に、NSAIDsを使用することは慎重にならなければなりません。

アセトアミノフェン配合のかぜ薬については、こちらの記事にまとめています。

風邪薬の中には15歳以上しか服用できない商品があります。このような商品では、小さな子供さんがいるご家庭の常備薬にはなりえません。15歳未満の子供さんでも服用できる風邪薬を紹介します。

インフルエンザとNSAIDs

インフルエンザのときにNSAIDsを使用することは、「インフルエンザ脳症の発症」との関連性が指摘されています。

特に注意が必要なNSAIDsとして、アスピリン・メフェナム酸・ジクロフェナクNaです。

特に子供への投与はご法度です。

市販薬では、アスピリンを配合している商品が販売されています(バファリンなど)

インフルエンザ(疑い)で頭痛がひどいからバファリンを飲もう

とは決して思わないでください。

また、イブプロフェンを配合しているかぜ薬も販売されています。

ロキソプロフェンやイブプロフェンが直接的に危険ということではありません。

知らずに服用してしまっても、心配しすぎる必要は決してありません。

ただし、その仲間でインフルエンザ脳症との関連性が指摘されているので、服用はなるべく回避したほうがより安全と言えるでしょう。

その点で安全とされている解熱鎮痛薬が”アセトアミノフェン”です。

鎮痛作用は強くありませんが、解熱作用はしっかりしています。

インフルエンザに限らず、発熱に対しては”アセトアミノフェン”配合のかぜ薬を使用することをオススメします。

インフルエンザに「麻黄湯」

また、インフルエンザに「麻黄湯」という漢方に効果があると耳にしたことがある方もいらっしゃるかと思います。

実際、インフルエンザの時に「麻黄湯」を服用したことがあるという方も多いかと思います。

「麻黄湯」という漢方薬は、インフルエンザ用に開発された漢方薬ではありません。

「麻黄湯」という漢方薬がそもそも存在していて、その効果がインフルエンザ症状を和らげる可能性があるから使われ始めたわけです。

ちなみに、麻黄湯は”悪寒(寒気)・頭痛・関節痛”などを伴ったかぜ症状に効果があるとされています。

これらの症状がインフルエンザ症状にしばしば該当するため「麻黄湯」が使用され始めたのだろうと思います。

あとは休養と水分補給

このように、市販薬でインフルエンザウィルスを直接叩くことはできませんが、その症状をコントロールすることは可能です。

薬で症状をコントロールしつつ、必要なことは十分な休養と水分補給です。

インフルエンザのときは、発汗による脱水状態にも注意が必要です。

スポーツドリンクや経口補水液(OS-1など)で水分補給が必要があります。

“かぜ”もウイルスが原因

ウイルス繋がりで紹介します。

“かぜ”の原因も主にウイルスです。

かぜの原因となるウイルスを叩く治療薬は存在しません。

かぜで医療機関を受診すると、抗生物質(抗生剤)の処方を受けることがあります。

抗生物質は細菌を叩く薬です。細菌とウイルスは別物です。

つまり、”かぜ”に抗生物質は基本的に効きません。

風邪に抗生物質(抗生剤)は効きません。服用は基本的に無意味です。風邪をひいたときの基本的な対処方法を紹介します。

かぜをひいたときは、症状を薬でコントロールしつつ、回復に努めるのみです。

まとめ

ここまで、インフルエンザを市販薬で対処する方法とその注意点を紹介しました。

そもそも、インフルエンザという疾患が認識される一昔前は、”かぜ”として扱われていたわけです。

体力が充実している方は、具合が悪い中、無理をして医療機関を受診する必要は必ずしもありません。

薬を服用しつつ、十分な休養と水分補給をすれば、いずれ改善していきます。

経験上、インフルエンザもそのうち治るということはお分かりの方が大多数かと思います。

そのときに、飲むべき薬がよく分からない、という方の参考になれば幸いです。

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