“冷え”に効果が期待できる「当帰四逆加呉茱萸生姜湯」という漢方薬を紹介します。
ちなみに、「とうき・しぎゃくか・ごしゅゆ・しょうきょうとう」と読みます。
基本情報
<効能・効果>
冷え症、しもやけ、頭痛、下腹部痛、月経痛など
<用法・用量>
1日3回、食前または食間に以下の用量を服用
・15歳以上:1回4錠
・7歳以上15歳未満:1回3錠
・5歳以上7歳未満:1回2錠
・5歳未満:服用NG
手足の冷えに「当帰四逆加呉茱萸生姜湯」
手足の冷えに効果が期待できる商品が「当帰四逆加呉茱萸生姜湯」です。
冷え症の原因の1つに「血行不良」があると言われています。
血行が悪いと、末端である手先・足先には血液が行き渡りにくくなり、特に強い冷えを感じてしまうわけです。
「当帰四逆加呉茱萸生姜湯」は9つの生薬を配合した漢方薬です。
「当帰四逆加呉茱萸生姜湯」には、“血行を促進して、体を温める”作用があるとされます。
この作用でもって、冷え症を改善すると考えられています。
また、お腹のつっぱり感も改善します。
そのため、”下部腹痛・月経痛”にも効果があるとされています。
漢方薬は体質に合えば、抜群に効いてくれます。
冷え症に悩んでいる方は、服用を検討されてください。
漢方薬は空腹時服用
「当帰四逆加呉茱萸生姜湯」に限らずですが、漢方薬は空腹時服用のほうが効果が高いと考えられています。
そのため、食前または食間の服用がもとめられます。
食前または食間に服用しないと”効果がない”とか”副作用が出る”というわけではありません。
飲み忘れた場合は、それに気付いたときに服用してください。
まとめ
「当帰四逆加呉茱萸生姜湯」には”体を温め、血行を促進”する作用があります。
そのため、冷え症に有効だと考えられています。
また、お腹のつっぱり感も改善するため、効能・効果に”下腹部痛・月経痛”といった記載もあります。
漢方薬は空腹時に服用すると効果が高まるとされています。
可能な限り、空腹時服用を心がけてみてください。
漢方薬は体質に合えば抜群に効いてくれます。
冷え症に悩んでいる方は、服用を検討されてください。