「ケラチナミン」シリーズの違いと選び方・選ぶポイントを紹介します。
「ケラチナミン」シリーズの商品は次の2種類です。
●ケラチナミンコーワ20%尿素配合クリーム
●ケラチナミンコーワ乳状液
「ケラチナミン」には、保湿成分として”尿素”が配合されています。
続いて、この2商品の違いと、それを踏まえた選び方などについて紹介します。
Contents
「ケラチナミン」シリーズの違い
「ケラチナミン」シリーズ2商品の違いは、”かゆみ止め”成分配合の有無です。
●ケラチナミンコーワ20%尿素配合クリーム
→保湿剤(尿素)のみ
●ケラチナミンコーワ乳状液
→保湿剤(尿素)+かゆみ止め
「ケラチナミンコーワ20%尿素配合クリーム」は、保湿剤成分のみを配合した保湿剤です。
もう一方の「ケラチナミンコーワ乳状液」は、保湿剤成分に加えて”かゆみ止め”を配合した保湿剤です。
「ケラチナミン」の選び方
有効成分の違いを踏まえた「ケラチナミン」シリーズの選び方について紹介します。
「ケラチナミン」を選ぶポイントは明快です。
●(シンプルな)乾燥肌:ケラチナミンコーワ20%尿素配合クリーム
●かゆみを伴う乾燥肌:ケラチナミンコーワ乳状液
手足のカサカサ(乾燥肌)のみが気になる場合には「ケラチナミンコーワ20%尿素配合クリーム」で良いでしょう。
乾燥肌に伴って“かゆみ”を感じる場合には、「ケラチナミンコーワ乳状液」を選ぶと良いでしょう。
手足のガサガサ(角化)にも効く
尿素には、保湿作用に加えて、ガサガサ・カチカチとなった皮膚(角化)を柔らかくする作用もあります。
したがって、ケラチナミンは、尿素配合商品なので、手足のガサガサ(角化)の改善にも使用可能です。
特に冬の乾燥時期になると、ひじ・ひざ・かかと・くるぶしがガサついてひび割れたり、手指がひび割れたりすることがあるかと思います。
尿素はガサつく原因の角質を柔らかくしてくれるので、このような手足のガサつきを改善してくれることも期待できます。
尿素には刺激性あり
「ケラチナミン」だけでなく、尿素を配合している商品全般の注意点は刺激性です。
傷があるような箇所に塗ると、塗ってすぐはチリチリするような刺激感を感じることがあります。
しかしながら、しばらくすると、その刺激感はなくなります。
大人の場合、大した問題ではないかもしれませんが、小さなお子さんの場合、この刺激感を嫌がることも懸念されます。
乾燥肌にならない注意点
また、乾燥肌にならないために次のような生活習慣にも気を付けてみてください。
・熱いお風呂に入らない
・石けんでゴシゴシこすらない
乾燥肌は皮脂欠乏症とも言えます。
必要以上に皮脂を落とすと乾燥肌の原因となります。
ケラチナミンまとめ
ここまで「ケラチナミン」の特徴と選ぶポイント等について紹介しました。
ケラチナミンを選ぶポイントは以下の通りでした。
●(シンプルな)乾燥肌:ケラチナミンコーワクリーム
●かゆみを伴う乾燥肌:ケラチナミンコーワ乳状液
「ケラチナミンコーワ乳状液」には、尿素という保湿成分のほかに、かゆみ止め成分が配合されています。
そのため、かゆみを伴う乾燥肌への使用が最適です。もちろん、かゆみがない場合にも、使っていただけます。
また、尿素は角質を柔らかくする作用もあります。
手や足が乾燥してガサガサになり、ひび割れてしまった場合などは、両商品ともに使用できます。
尿素配合剤は比較的安く、しっかりとした保湿作用が期待できます。
乾燥肌に悩んでいる・手足がかさついている方は、生活習慣を見直しつつ、保湿剤の使用を検討ください。
「ケラチナミン」基本情報
最後になりますが、「ケラチナミン」の有効成分、効能・効果などの基本情報を紹介しておきます。
尿素という保湿剤成分を配合している商品が「ケラチナミン」です。
尿素単一商品が「ケラチナミンコーワクリーム」で、そこにかゆみ止め成分を加えた商品が「ケラチナミンコーワ乳状液」です。
ケラチナミンコーワクリーム
「尿素」のみが配合されたシンプルな商品です。
・尿素
ケラチナミンコーワ乳状液
保湿剤である「尿素」の他に、かゆみ止め成分が配合されています。
<有効成分>
・尿素
・ジフェンビドラミン
・グリチルリチン酸
<効能・効果>
かゆみを伴う乾燥性皮膚炎