【かぜ薬】「ルルアタック」シリーズの有効成分の違いと選び方~「ルルA」との使い分けも踏まえて~

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かぜ インフルエンザ 頭痛 咳 のどの痛み

「ルルアタック」シリーズの違いと選び方、スタンダードなかぜ薬「ルルA」シリーズとの使い分けなどを紹介します。

「ルルアタック」シリーズには、以下4種類の商品が販売されています。

●ルルアタックEX

●ルルアタックNX

●ルルアタックFXa

●ルルアタックTR

「ルルアタックEX」・「ルルアタックNX」・「ルルアタックTR」は15歳から、「ルルアタックFXa」は7歳から服用可能です。

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「ルルアタック」シリーズの違い~成分比較~

まずはじめに、「ルルアタック」シリーズの違いの確認のため、配合されている有効成分を比較します。

  ルルアタックEX ルルアタックNX ルルアタックFXa ルルアタックTR
  2錠中 2錠中 2錠中 2カプセル中

解熱鎮痛薬

(熱・痛み)

イブプロフェン 150mg 150mg 200mg
アセトアミノフェン 150mg
イソプロピルアンチピリン 100mg
くしゃみ・鼻みず・鼻づまり クレマスチン 0.33mg 0.33mg 0.33mg
ベラドンナ総アルカロイド 0.1mg
d-クロルフェニラミン 1.75mg
ヨウ化イソプロパミド 2.5mg
せき・たん ブロムヘキシン 4mg 4mg
チペピジンヒベンズ酸塩 25mg
デキストロメトルファン 24mg
ジヒドロコデイン 8mg 8mg
ノスカピン 16mg
dl-メチルエフェドリン 20mg 20mg 20mg 30mg
のどの痛み・赤み グリチルリチン酸 13mg 13mg
トラネキサム酸 250mg
鎮痛補助薬 無水カフェイン 25mg 25mg 37.5mg
ビタミン剤 ビタミンB1 8.33mg 8.33mg
ビタミンB2 4mg 4mg
ビタミンC 100mg
服用対象年齢 15歳から 15歳から 7歳から 15歳から
1日の服用回数 3回 3回 3回 2回

代表的なかぜの諸症状、熱や痛み(頭痛・関節痛)・のど(せき・たん)・鼻(くしゃみ・鼻みず・鼻づまり)、に対して効く成分はどの商品にも配合されています。

しかし、有効成分がそれぞれの商品で少しずつ異なっており、特に有効となるかぜの症状が商品ごとに異なります。

続いて、各商品の特徴などについて紹介します。

ルルアタックEX

「ルルアタックEX」は“のどの痛みがつらいかぜ”に最適です。

解熱鎮痛薬”イブプロフェン”には、炎症を鎮める”抗炎症作用”もあります。

「ルルアタックEX」には、この”イブプロフェン”に加えて、抗炎症薬”トラネキサム酸”が配合されています。

“トラネキサム酸”は処方せん用医薬品(処方薬)としても使用されています。

その配合量は、処方薬で使用される量と同じです。

そのため、「ルルアタックEX」は”頭痛・関節痛などの痛み”に効くことはもちろんのこと、“のどの痛み・赤み”に特に有効なかぜ薬であると言うことができます。

「ルルアタックEX」には顆粒の商品も販売されています。

ルルアタックNX

「ルルアタックNX」は“鼻症状がつらいかぜ”に最適です。

「ルルアタックNX」には、くしゃみ・鼻みず止めとして抗ヒスタミン薬(クレマスチン)に加えて、”ベラドンナアルカロイド”が配合されています。

そのため、「ルルアタックNX」は”頭痛・関節痛などの痛み”に効くことはもちろんのこと、くしゃみ・鼻みずなどの鼻症状”に特に有効なかぜ薬であると言うことができます。

ルルアタックFXa

「ルルアタックFXa」は“発熱・寒気がつらいかぜ”に最適です。

「ルルアタックFXa」は”イブプロフェン”配合の商品ではありません。そのため、15歳未満のお子さんでも服用することができます(7歳から服用可能)

「ルルアタックFXa」に配合されている”アセトアミノフェン”の鎮痛効果は”イブプロフェン”に比べて弱いとされています。

その鎮痛効果を高める(補う)ために”イソプロピルアンチピリン”という有効成分も配合しています。

一方で、”アセトアミノフェン”の解熱効果はしっかりしています。それと同時に、非常に安全な薬でもあります。

ルルアタックTR

「ルルアタックTR」を除く3商品の服用回数は1日3回です。

その一方で、「ルルアタックTR」の服用回数は1日2回(朝夕)です。

・忙しくて昼間に飲めない

・昼間によく飲み忘れてしまう

という方に最適な商品です。

有効成分を見ても、”熱や痛み・のど・はな”の症状にまんべんなく効く構成です。

1日2回の服用で済むうえ、かぜのどの症状に対してまんべんなく効く商品が「ルルアタックTR」と言えるかと思います。

「ルルアタックTR」と他商品との違いなどの詳細については、別記事としてまとめています。

1日2回の服用で効く市販の風邪薬「ルルアタックTR」の特徴や選び方、その他商品との違いなどについて紹介します。

「ルルアタック」シリーズの選び方

「ルルアタック」シリーズに配合されている有効成分の違いや各商品の特徴について紹介しました。

それを踏まえた選び方についても、各商品の段落で触れていますが、ここで1度まとめます。

「ルルアタック」シリーズから商品を選ぶポイントは次のようになると考えています。

・特に”のどの痛み”がつらい

→ルルアタックEX

・特に”鼻症状”がつらい

→ルルアタックNX

・発熱・寒気がつらい

→ルルアタックFXa

・服用回数を減らしたい(昼間の服用を忘れる)

→ルルアタックTR

「ルルA」シリーズとの使い分け

「ルル」には、「ルルアタック」シリーズの他に「ルルA」シリーズも販売されています。

「ルルアタック」シリーズと「ルルA」シリーズの主な違いは、配合されている解熱鎮痛薬です。

※「ルルアタック」と「新ルル」の違い→解熱鎮痛薬

・「ルルアタック」シリーズ:イブプロフェン(ルルアタックFXaを除く)

・「ルルA」シリーズ:アセトアミノフェン

<鎮痛効果>

イブプロフェン>アセトアミノフェン

「ルルA」シリーズに配合されている解熱鎮痛薬は”アセトアミノフェン”です。

一方の「ルルアタック」シリーズに配合されている解熱鎮痛薬は、主に”イブプロフェン”です(ルルアタックFXaは除く)

“アセトアミノフェン”と”イブプロフェン”の違いは鎮痛効果です。

鎮痛効果はイブプロフェンの方が強いとされています。

イブプロフェンは鎮痛効果の他に、抗炎症作用(炎症を鎮める)も有しています。

頭痛・関節痛、のどの炎症(赤み・痛み)など“痛み”の症状が特に強く出ている場合は、「ルルアタック」シリーズから商品を選択すれば良いかと思います。

一方で、イブプロフェン配合商品は15歳以上から服用可能となります。

15歳未満の方がいるご家庭の常備薬としては、アセトアミノフェンを配合している「ルルA」シリーズから商品を選択したほうが、使い勝手はいいだろうと考えます。

「ルルA」シリーズの違いや選び方・選ぶポイントなどについては、こちらの記事にまとめています。

市販の風邪薬「ルルA」シリーズの有効成分・効果の違いを徹底的に比較し、「ルルA」の正しい選び方、注意すべき副作用などを紹介します。

「ルルアタック」シリーズまとめ

ここまで、「ルルアタック」シリーズの特徴や違い、選ぶポイントなどについて紹介してきました。

「ルルアタック」シリーズから商品を選ぶポイントは以下の通りでした。

・「ルルアタックEX」:特に”のどの痛み”がつらい

・「ルルアタックNX」:特に”鼻症状”がつらい

・「ルルアタックFXa」:発熱・寒気がつらい

・「ルルアタックTR」:服用回数を減らしたい(昼間の服用を忘れる)

「のどの痛みがつらいのか」・「鼻症状がつらいのか」・「発熱・寒気がつらいのか」、はたまた「服用回数を減らしたいのか」といった観点から使い分けが可能かと考えます。

また、服用対象年齢にも違いがあります。

“イブプロフェン”配合商品である「ルルアタックEX」・「ルルアタックNX」・「ルルアタックTR」は15歳から、「ルルアタックFXa」は7歳から服用可能となります。

それぞれの商品に大きな違いはありませんが、ちょっとした違いを把握しておけば、ご自身のかぜ症状に最適な商品が選べるかと思います。

「ルルアタック」シリーズ基本情報

最後になりましたが、「ルルアタック」シリーズ計4種類の有効成分、効能・効果などの基本情報を紹介しておきます。

のどが痛い・痰が絡むかぜに「ルルアタックEX」

のどが痛い・痰が絡むかぜには「ルルアタックEX」が最適です。

<有効成分(2錠中)>

・イブプロフェン:150mg(解熱鎮痛薬)

・クレマスチン:0.33mg(抗ヒスタミン薬)

・ジヒドロコデイン:8mg(せき止め)

・トラネキサム酸:250mg(抗炎症薬)

・dl-メチルエフェドリン:20mg(気管支拡張薬)

・ブロムヘキシン:4mg(去痰薬)

<効能・効果>

かぜの諸症状(のどの痛み、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、せき、たん、発熱、悪寒、頭痛、関節の痛み、筋肉の痛み)の緩和

<用法・用量>

次の用量を、なるべく食後に服用

・15歳以上:1日3回、1回2錠服用

・15歳未満:服用NG

<使用上の注意>

・眠気に注意

鼻症状がつらいかぜに「ルルアタックNX」

くしゃみ・鼻みずなどの鼻症状がつらいかぜには「ルルアタックNX」が最適です。

<有効成分(2錠中)>

・イブプロフェン:150mg(解熱鎮痛薬)

・クレマスチン:0.33mg(抗ヒスタミン薬)

・ジヒドロコデイン:8mg(せき止め)

・ベラドンナアルカロイド:0.1mg(鼻みず止め)

・dl-メチルエフェドリン:20mg(気管支拡張薬)

・ブロムヘキシン:4mg(去痰薬)

<効能・効果>

「ルルアタックEX」と同じ

<用法・用量>

次の用量を、なるべく食後に服用

・15歳以上:1日3回、1回2錠服用

・15歳未満:服用NG

<使用上の注意>

・眠気・口喝に注意

頭痛・発熱・寒気がつらいかぜに「ルルアタックFXa」

頭痛・発熱・寒気が感じられるかぜには「ルルアタックFXa」が最適です。

<有効成分(2錠中)>

・アセトアミノフェン:150mg(解熱鎮痛薬)

・イソプロピルアンチピリン:100mg(ピリン系解熱鎮痛薬)

・クレマスチン:0.45mg(抗ヒスタミン薬)

・チペピジンヒベンズ酸塩:25mg(鎮咳去痰薬)

・ノスカピン:16mg(せき止め)

・dl-メチルエフェドリン:20mg(気管支拡張薬)

・グリチルリチン:13mg(抗炎症薬)

・無水カフェイン:25mg(鎮痛補助薬)

・ショウキョウ末:66.67mg

<効能・効果>

「ルルアタックEX」と同じ

<用法・用量>

1日3回、次の用量なるべく食後に服用

・15歳以上:1回2錠

・7歳以上15歳未満:1回1錠

・7歳未満:服用NG

<使用上の注意>

・眠気に注意

1日2回の服用で効く「ルルアタックTR」

<有効成分(2錠中)>

・イブプロフェン:200mg

・d-クロルフェニラミン:1.75mg

・ヨウ化イソプロパミド:2.5mg

・デキストロメトルファン:24mg

・dl-メチルエフェドリン:30mg

・グリチルリチン酸:13mg

・無水カフェイン:37.5mg

<効能・効果>

「ルルアタックEX」と同じ

<用法・用量>

・15歳以上:1日2回、朝・夕食後に1回2カプセル服用

・15歳未満:服用NG

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