「夜も眠れない、しつこいせきのカゼに速攻」といううたい文句で販売されている「ルルアタックCX」について、他の「ルルアタック」シリーズと比較しながら、その特徴や違い、選び方などを紹介します。
「ルルアタックEX」と「ルルアタックCX」とを比較
「ルルアタック」シリーズの商品のひとつである「ルルアタックEX」と比較しながら、「ルルアタックCX」の特徴や選び方などについて考えてみます。
ルルアタックEX (2錠中) |
ルルアタックCX (2錠中) |
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痛み・発熱 | イブプロフェン | 150mg | 150mg |
鼻水 | クレマスチン | 0.33mg | - |
d-クロルフェニラミン | - | 1.17mg | |
たん | ブロムヘキシン | 4mg | - |
カルボシステイン | - | 250mg | |
咳止め | ジヒドロコデイン | 8mg | 8mg |
ノスカピン | - | 16mg | |
気管支拡張薬 | dl-メチルエフェドリン | 20mg | 20mg |
抗炎症薬 | トラネキサム酸 | 250mg | - |
グリチルリチン酸 | - | 13mg | |
鎮痛補助薬 | 無水カフェイン | - | 25mg |
ビタミン剤 | ビタミンB1 | 8.33mg | 8.33mg |
ビタミンB2 | 4mg | - |
代表的なかぜの諸症状である、熱や痛み(頭痛・関節痛)・のど(せき・たん)・鼻(くしゃみ・鼻みず・鼻づまり)、に対して有効な成分はどちらの商品にも配合されています。
したがって、どちらを服用しても、ある程度は風邪症状を抑えてくれます。
しかし、有効成分が少しずつ異なっており、特に有効となるかぜの症状が商品ごとに異なります。
「ルルアタックCX」には咳止めが2種類
「夜も眠れない、しつこいせきのカゼに速攻」とうたっているだけあって、「ルルアタックCX」には、咳止めの役割を果たす成分が”ジヒドロコデイン”・”ノスカピン”と2種類配合されています。
この点において、「ルルアタックCX」は「何とか咳を止めたい」方にうってつけの市販薬ということになります。
「ルルアタック」は他にもあり
「ルルアタック」シリーズには、「ルルアタックCX」の他にも4種類販売されています。
・ルルアタックEX
・ルルアタックNX
・ルルアタックFXa
・ルルアタックIR
「ルルアタックCX」も含め、簡単に特徴(どのような症状によく効くのか)をまとめておきます。
<「商品名」:特徴>
・ルルアタックEX:のどの痛み
・ルルアタックNX:鼻水
・ルルアタックCX:せき
・ルルアタックFXa:熱
・ルルアタックIR:1日2回の服用
「ルルアタック」シリーズの詳細な違いや特徴、それを踏まえた使い分けなどについてはこちらにまとめています。