保湿剤を選ぶ際の基礎基本を紹介します。
保湿剤成分は2種類
市販されている製品の主な保湿剤成分は以下の2種類です。
●ヘパリン類似物質
●尿素
“ヘパリン類似物質”と言っても聞き慣れないかもしれません。
一時、美容目的での使用が問題となった”ヒルドイド”に配合されている有効成分が”ヘパリン類似物質”です。
尿素も多くの保湿剤に配合されている保湿剤成分です。
ヘパリン類似物質、尿素ともに優れた保湿剤です。
尿素には刺激性あり
尿素には刺激性があります。
ひび割れていたり、キレつが入っていたりする箇所に塗った場合、チリチリとした刺激を感じることがあります。眼の回り(顔)への使用もオススメできません。
一方で、”ヘパリン類似物質”には刺激性がありません。
そのため、ちょっとした傷がある箇所に塗っても刺激を感じることはありません。
また、顔に塗っても問題ありません。”ヘパリン類似物質”は顔に使用しても問題ないことが、美容目的で使うことにつながった一端なんだろうと思います。
尿素は角質を柔らかくする
尿素には角質を柔らかくする作用があります。
手足が乾燥してガサガサになっている場合などには、尿素配合保湿剤が適当かと思います。特に冬場はこういった症状に該当する方が増えると思います。
尿素配合保湿剤は安い
尿素は安いです。
価格面で手が届きやすいのは、尿素配合保湿剤です。