【痛み止め】「ナロンエース」シリーズ全種類の違いと選び方

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腰痛

大正製薬から販売されている痛み止め「ナロンエース」シリーズの違いと選び方・選ぶポイントなどについて紹介します。

「ナロンエース」シリーズの商品ラインナップは以下4種類です。

●ナロンメディカル

●ナロンエースT

●ナロンエースR

●ナロン錠(顆粒)

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「ナロンエース」の違い:有効成分比較表

「ナロンエース」シリーズの有効成分の違いは、下の比較表の通りです。

薬効 成分名 ナロンメディカル ナロンエースT ナロンエースR ナロン錠(顆粒)
2錠中
痛み止め イブプロフェン 200mg 144mg 144mg
アセトアミノフェン 265mg
エテンザミド 84mg 84mg 300mg
鎮痛補助薬 ブロモバレリル尿素 200mg 200mg 200mg
カフェイン 50mg 50mg 50mg
制酸剤 水酸化Alゲル 66.7mg

「ナロンエース」各商品の有効成分の違いや特徴は次の通りです。

●ナロンメディカル:イブプロフェンのみ配合

●ナロンエースT:基準

●ナロンエースR:「ナロンエースT」+制酸剤

●ナロン錠(顆粒):8歳から服用可(アセトアミノフェン使用)

続いて、各商品の特徴などを紹介します。

ナロンメディカル

「ナロンメディカル」は、有効成分に痛み止め成分”イブプロフェン”のみが配合されている商品となります。

「ナロンエース」シリーズの中で、最も鎮痛効果が高い商品だろうと考えられます。

配合されている有効成分も”イブプロフェン”のみで、シンプルで使いやすい痛み止めだろうと考えます。

ナロンエースT

「ナロンエースT」は、「ナロンエース」シリーズの中で、スタンダードな商品と言えるのではないかと考えています。

ナロンエースR

「ナロンエースT」に制酸剤”水酸化アルミニウム”が配合された商品が「ナロンエースR」です。

痛み止めを服用する際に気を配るべき副作用が胃腸障害(胃痛など)です。

「ナロンエースR」に配合されている制酸剤は胃腸障害軽減を目的に配合されています(ただし、少量です)

痛み止め服用による胃腸障害の副作用が気がかりという方は、「ナロンエースR」の服用を検討ください。

ナロン錠・顆粒

先に紹介した3商品の服用対象年齢は15歳からとなっています。

「ナロン錠」は、8歳から服用できる商品です。

同じ有効成分を配合している”顆粒”の商品(ナロン顆粒)も販売されています。

「ナロン顆粒」については、1歳から服用できる商品となります。

「ナロンエース」の強さと選び方

ここまで、「ナロンエース」シリーズの有効成分の違いなどを紹介しました。

結局、どの商品を選べば良いか?

となろうかと思います。

「ナロンエース」は痛み止めです。

痛み止めなので、痛みを抑えてくれさえすれば、基本的にはどの商品でもいいわけです。

「ナロンエース」4商品の痛みを抑える効果(作用)の大小を、ざっくり評価すると次のようになると考えられます。

※「ナロンエース」の鎮痛効果の大小

①ナロンメディカル

②ナロンエースT、ナロンエースR

③ナロン錠・顆粒

痛み止め成分単体では、”イブプロフェン”の鎮痛効果が最も高いとされています。

そこを考慮して、最もイブプロフェンの配合量が多い「ナロンメディカル」を”鎮痛効果No.1″としました。

一方で、「ナロンエースT・R」とイブプロフェンの配合量はさほど変わらない上、「ナロンエースT・R」には”エテンザミド”などの痛み止めも配合されています(ただし、少量です)

それを踏まえると、「ナロンメディカル」と「ナロンエースT・R」の鎮痛効果に大きな差はないのかもしれません。

とは言え、「ナロンエース」シリーズで迷った場合には、「ナロンメディカル」の服用を検討ください。

副作用の面を考えると、あれこれ薬が配合されている商品よりも、配合されている成分が最低限のシンプルな商品のほうがリスクは抑えられます。

その点で、イブプロフェン単一商品である「ナロンメディカル」が使い勝手も良いかと考えています。

15歳未満の方が服用する場合には、「ナロン錠・顆粒」という選択肢のみです。

服用上の注意点

以下に該当するような方は、服用に際して注意が必要となります。

・妊娠さん

・胃・十二指腸潰瘍既往歴がある方

・腎臓が悪い方

妊娠後期の妊娠さんの服用には、注意が必要です。胎児の動脈管閉鎖症が問題となる場合があります。

また、痛み止めは胃にダメージを与えます。そのため、胃・十二指腸潰瘍の既往歴がある方(現病歴である方も含みます)の服用は注意が必要です。

妊娠さんであれば、定期検診にかかるでしょうし、胃・十二指腸潰瘍歴がある方は食後服用を徹底することでリスクを抑えることは可能です。

そして、痛み止めは漫然と服用する薬ではありません。

基本的に服用は短期間になるはずですので、仮に服用してしまった場合も、大怪我につながる可能性は低いと考えます。

問題は”腎臓が悪い方”が服用した場合です。

腎臓が悪い方が、痛み止めを服用すると急速に腎機能が悪化することがあります。

腎臓が悪い方の服用には、細心の注意が必要となります。注意というよりも、服用しないでください。

薬物乱用頭痛に注意

痛み止めの連用による”薬物乱用頭痛”の問題も指摘されています。

痛み止めを服用しても頭痛が治まらないことが続いてきたら、痛み止めの服用は中止し、一度、医療機関を受診しましょう。

「ナロンエース」シリーズ基本情報

最後になりましたが、「ナロンエース」シリーズの有効成分や用法・用量などの基本情報を紹介しておきます。

ナロンメディカル

<有効成分(2錠中)>

イブプロフェン:200mg

<効能・効果>

・頭痛・月経痛(生理痛)・歯痛・抜歯後の疼痛・腰痛・肩こり痛・筋肉痛・関節痛・打撲痛・ねんざにともなう痛み(ねんざ痛)・骨折痛・外傷痛・神経痛・咽喉痛(のどの痛み)・耳痛の鎮痛

・悪寒(発熱による寒気)・発熱時の解熱

<用法・用量>

・15歳以上:1回2錠、1日2回まで

・15歳未満:服用NG

ナロンエースT

<有効成分(2錠中)>

・イブプロフェン:144mg

・エテンザミド:84mg

・ブロモバレリル尿素:200mg

・無水カフェイン:50mg

<効能・効果>

「ナロンメディカル」に同じ

<用法・用量>

・15歳以上:1回2錠、1日3回まで

・15歳未満:服用NG

ナロンエースR

<有効成分(2錠中)>

・イブプロフェン:144mg

・エテンザミド:84mg

・ブロモバレリル尿素:200mg

・無水カフェイン:50mg

・水酸化アルミニウムゲル:66.7mg

<効能・効果>

「ナロンメディカル」に同じ

<用法・用量>

・15歳以上:1回2錠、1日3回まで

・15歳未満:服用NG

ナロン錠・顆粒

<有効成分(2錠中)>

・アセトアミノフェン:265mg

・エテンザミド:300mg

・ブロモバレリル尿素:200mg

・無水カフェイン:50mg

<効能・効果>

「ナロンメディカル」に同じ

<用法・用量>

・ナロン錠

・15歳以上:1回2錠、1日3回まで

・8歳以上14歳未満:1回1錠、1日3回まで

・8歳未満:服用NG

・ナロン顆粒

・15歳以上:1回1包、1日3回まで

・11~14歳:1回2/3包、1日3回まで

・7~10歳:1回1/2包、1日3回まで

・3~6歳:1回1/3包、1日3回まで

・1~2歳:1回1/4包、1日3回まで

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