【市販薬】眠くならない風邪薬~抗ヒスタミン薬フリーの風邪薬~

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かぜ インフルエンザ 頭痛 咳 のどの痛み

市販薬の売り文句で”眠くならない”ことを謳って販売している商品があります。

そこで、”眠くならない(眠くなりにくい)かぜ薬”とはどのような商品なのか、紹介します。

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眠くなるかぜ薬とは?

“かぜ薬(総合感冒薬)を服用すると眠くなる”理由の1つは、配合されている抗ヒスタミン薬が原因です。

かぜ薬に配合されている抗ヒスタミン薬は、”くしゃみ・鼻みず・鼻づまり”などの鼻症状軽減のために配合されています。

こちらの記事で、「パブロン・ルル・ストナ」3つのブランド計10種類の商品について、配合されている抗ヒスタミン薬毎に分類してみました。

「パブロン・ルル・ストナ」について、配合されている抗ヒスタミン薬ごとに分類してみます。抗ヒスタミン薬を基準に市販の風邪薬選びをすれば、鼻みずに対する効果を見極めることに役立ちます。

総合感冒薬と呼ばれる薬には、おおよそ抗ヒスタミン薬が配合されています。

また、せき止め成分(コデインなど)にも鎮静作用があります。

配合されているせき止め成分によっては、”眠くなりやすさ”がプラスされることも考えられます。

このような点において、かぜ薬(総合感冒薬)は、大なり小なり”眠くなる”可能性を秘めているということになります。

抗ヒスタミン薬による”眠気”には個人差あり

快適な睡眠

抗ヒスタミン薬による眠気の程度には個人差があります

つまり、ある抗ヒスタミン薬配合のかぜ薬を服用して、”眠くなる人・眠くならない人”が出るということです。

この点において、「A」というかぜ薬は、服用する人によって”眠くならないかぜ薬”にもなり得ますし、逆に”眠くなるかぜ薬”にもなり得ます。

かぜ薬服用による”眠気”が気がかりな方は、服用して眠くならなかった商品を把握しておく必要があります。

抗ヒスタミン薬フリーのかぜ薬

抗ヒスタミン薬が配合されていることが、眠気を引き起こす主な原因です。

そうであれば、抗ヒスタミン薬が配合されていない“抗ヒスタミン薬フリーのかぜ薬”を選べば、眠くなるリスクを小さくすることができます。

“抗ヒスタミン薬フリーのかぜ薬”として、次の商品が販売されています。

抗ヒスタミン薬フリーのかぜ薬

●パブロン50

●葛根湯

●小青竜湯

「葛根湯・小青竜湯」は漢方薬になります。

ちなみに、「パブロン50」にも「麦門冬湯(ばくもんどうとう)」という漢方薬が配合されています。

パブロン50

「パブロン」シリーズの中にも、抗ヒスタミン薬フリーのかぜ薬が販売されています。

それが「パブロン50」です。

「パブロン50」には、”熱、せき・たん”に有効な成分が配合されています。

顆粒の商品も販売されています。

「パブロン50」の特徴や選び方・選ぶポイントなどについては、こちらの記事にまとめています。

抗ヒスタミン薬フリーの、眠くならない市販の風邪薬「パブロン50」を紹介します。「パブロン50」は、眠くなる原因である抗ヒスタミン薬が配合されていない風邪薬です。

また、「パブロン50」に配合されている「麦門冬湯」という漢方薬は、特に空咳(乾性咳嗽)に効果が期待できます。

「パブロン50」には「麦門冬湯」の他に解熱鎮痛薬なども配合されていますが、「麦門冬湯」単独の商品も販売されています。

「麦門冬湯」については、こちらの記事にまとめています。

せき止め・痰切りに効果が期待できる漢方薬の特徴や違い、選ぶポイントなどについて紹介します。

「パブロン50」には、鼻症状を和らげる抗ヒスタミン薬が配合されていません。

つまり、「パブロン50」は眠くならない代わりに、”くしゃみ・鼻みず・鼻づまり”などの鼻症状を和らげる作用は弱い(ない)と言わざるを得ません。

そのため、後ほど紹介する、「小青竜湯」や「アレグラFX・アレジオン20」など鼻症状を和らげる薬の服用も、必要に応じて検討ください。

葛根湯

「葛根湯」は、かぜの引きはじめに特に有効とされる漢方薬です。

葛根湯については、こちらの記事に詳しくまとめています。

眠くならない風邪薬「葛根湯」の特徴や選び方を紹介します。鼻づまりがひどい場合には、「葛根湯」に少し手を加えた「葛根湯加川芎辛夷」という選択肢もあります。

鼻づまりの症状がつらい場合には、葛根湯に「川芎・辛夷」という2つの生薬を追加で配合した「葛根湯加川芎辛夷」という漢方薬の服用も検討ください。

小青竜湯

くしゃみ・鼻みずなどの鼻症状に使用する代表的な漢方薬が「小青竜湯」です。

小青竜湯については、こちらの記事に詳しくまとめています。

鼻炎・花粉症によく使われる漢方薬が「小青竜湯」です。小青竜湯は抗ヒスタミン薬ではないので、眠くなりません。

上記の薬を組み合わせる

「パブロン50」・「葛根湯」単独服用で鼻症状が抑えられないという場合には、「小青竜湯」を組み合わせる(併用する)という方法も可です。

つまり、次のような服用方法です。

※鼻症状が軽くならない場合

●パブロン50+小青竜湯

●葛根湯+小青竜湯

漢方薬は体質に合えば抜群に効いてくれます。

抗ヒスタミン薬の眠気が気がかりな方は、このような服用方法も検討の価値ありだろうと考えます。

番外編:かぜ症状別に薬を用意する

今回は”眠くならないかぜ薬”という観点で、それに該当する市販薬を紹介しました。

眠気を引き起こす主な原因は、抗ヒスタミン薬でした。

一般的なかぜ薬(パブロン・ルル・ストナなど)に配合されている抗ヒスタミン薬は、”第一世代抗ヒスタミン薬”と呼ばれています。

つまり、第一世代抗ヒスタミン薬は“眠気を引き起こしやすい”ということになります。

第一世代抗ヒスタミン薬に対して、”第二世代抗ヒスタミン薬”と呼ばれる成分も存在します。

第二世代抗ヒスタミン薬は眠気を引き起こし“にくい”とされます。

鼻炎・花粉症薬として販売されている「アレグラFX・アレジオン20」が第二世代抗ヒスタミン薬に該当します。

くしゃみ・鼻みずなどの鼻症状に対して「アレグラFX・アレジオン20」を服用すれば、眠気のリスクは抑えられます。

参考までに、眠くなりにくい鼻炎・花粉症薬については、こちらの記事にまとめています。

眠くならない、眠くなりにくい市販の鼻炎・花粉症薬を選ぶポイントを紹介します。"眠くならない"という点では「アレグラFX」と「クラリチンEX」が第一選択肢となります。

鼻症状には「アレグラFX・アレジオン20」を服用と同様に、「熱にはこの薬、せき・たんにはこの薬、のどの痛みにはこの薬」というような服用方法もできます。

その一例として、こちらの記事にまとめています。

総合感冒薬(風邪薬)を自分で1つ1つ選び出す方法を紹介します。この方法で市販薬を選べるようになると、今現在の症状に応じて、薬を服用できるようになります。

この服用方法のメリットは、症状に応じて服用薬を調整できる点にあります。

一方、デメリットは”服用量が増える・薬代が多少かさむ”ことです。

この服用方法は、必要に応じて検討ください。

“眠くならないかぜ薬”まとめ

ここまで、眠くならない(眠くなりにくい)かぜ薬について紹介してきました。

かぜ薬(総合感冒薬)を服用して眠くなる主な要因は、抗ヒスタミン薬です。

すなわち、抗ヒスタミン薬が配合されていないかぜ薬であれば、眠気を気にする必要は小さくなります。

抗ヒスタミン薬フリーのかぜ薬として、次の商品を紹介しました。

●パブロン50

●葛根湯

●小青竜湯

いずれの商品にも、抗ヒスタミン薬は配合されていません。

一般的なかぜ薬を服用すると、どうしても眠くなるという方は、これらの商品の服用も検討ください。

最後に、かぜ症状に応じて薬を用意する服用方法も紹介しました。

「発熱症状にはこの薬、くしゃみ・鼻みずにはこの薬」といった具合です。

この服用方法は症状に応じて服用薬を調整できるメリットもありますが、薬代が多少かさむといったデメリットもあります。

必要に応じて検討ください。

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