「オロナイン」の効能・効果・使い方を考える~あせも・日焼けにも効くのか?~

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手湿疹 保湿剤 メディクィック

長年、家庭の常備薬として親しまれている商品が、大塚製薬から販売されている「オロナイン」です。

何かしらの肌トラブルが起きたとき、「とりあえず、オロナインを塗った」という方も、ままいらっしゃいます。

本当にそれが正しいのか?

ということで、そんな「オロナイン」の有効成分や効能・効果を改めて紹介したいと思います。

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有効成分

クロルヘキシジングルコン酸塩

有効成分は”クロルヘキシジングルコン酸塩”という殺菌・消毒薬です。

効能・効果

にきび、吹出物、はたけ、やけど(かるいもの)、ひび、しもやけ、あかぎれ、きず、水虫(じゅくじゅくしていないもの)、たむし、いんきん、しらくも

有効成分が殺菌・消毒薬なので、それに対応する効能・効果が記載されています。

とりあえず「オロナイン」はNG

「オロナイン」の有効成分、効能・効果を見ての通り、「とりあえず、オロナインを塗る」という行為はNGです。

何の効果も発揮せず、現疾患を悪化させかねません。

殺菌・消毒薬の使用目的は、”患部の消毒・化膿予防”です。

軽いやけどを負ったときなどに、患部の消毒目的で使用することに関しては、理にかなった使用方法だと考えます。

あせも・日焼けに効く?

「オロナイン」でネット検索をかけると、「あせも・日焼けに効果あり」との記事を見かけます。

あせもは、汗によって汗腺(汗管)が根づまりを起こして、そこが炎症を起こしたことによる湿疹です。

日焼けは、紫外線による肌の炎症です。

どちらも炎症を起こした疾患であることで共通します。

しかし、「オロナイン」の有効成分は殺菌・消毒薬です。

当然ながら、殺菌・消毒薬そのものに炎症を和らげる効果はありません。

そのため、効能・効果にも”あせも・日焼け”などの記載はありません。

したがって、「オロナイン」はあせもや日焼けに対して、”基本的に効果はない”ということになります。

「オロナイン」の使用上の注意にも、虫さされ・湿疹(ただれ・かぶれ)には使用しないよう記載があります。

やはり、”効果がない”ということなのでしょう。

ただし、軟膏薬そのものに保湿作用がいくらかあるので、あせもや日焼けに対しても多少の症状改善を見ることもあるのでしょう。

とは言っても、繰り返しになりますが、理にかなった治療薬とは言えません。

あせもや日焼けの治療薬(市販薬)については、こちらの記事にまとめています。

大人も子供も汗をかくとあせもになることがあります。素早くあせもを治すことができる市販薬「ステロイド外用薬」を中心に紹介します。

日焼けは日光(紫外線)による肌の炎症です。その炎症を鎮めて、ヒリヒリ痛い・痒いといった日焼けの症状に素早く効く市販薬「ステロイド外用薬」を紹介します。

あせもや日焼けは、市販薬で対処することも十分可能です。

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