【尿素配合保湿剤】「パスタロン」シリーズの違いと選び方~乾燥肌用市販薬~

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 2

美容 保湿

保湿剤である「パスタロン」の特徴と使い方を紹介します。

スポンサーリンク

パスタロン基本情報

パスタロンには、以下4種類の商品が販売されています。

●パスタロンクリーム-L

●パスタロンM20%

●パスタロンSEクリーム

●パスタロンSEローション

4商品ともに”尿素”という保湿剤成分を配合している点では共通しています。

ただし、少しずつそれぞれの商品で有効成分にも違いがあります。

用法・用量はどの商品も共通

用法・用量はどの商品も共通しています。

1日数回塗布と添付文書には記載があります。

保湿剤は、お風呂上がりに塗るといっそう効果的です。

お風呂上がり以外にも、タイミングを見計らって2~3回塗るといいでしょう。

パスタロンを選ぶポイントと各商品の違い

パスタロンは基本的に尿素配合の保湿剤です。

このことを前提すると、パスタロンを選ぶポイントは以下のようになろうかと考えます。

●パスタロンクリーム-L:乾燥肌

●パスタロンM20%:乾燥肌、角化症

●パスタロンSEクリーム:乾燥肌

●パスタロンSEローション:かゆみを伴う乾燥肌

乾燥肌だけが気になれば「パスタロンクリーム-L」または「パスタロンSEクリーム」、かゆみがあれば「パスタロンSEローション」が最適でしょう。

また、角化症(手足のひび割れ)が気になる場合には、尿素が多く含まれている「パスタロンM20」が最適でしょう。

各商品の違いについて、詳しく確認したいと思います。

シンプルな保湿剤「パスタロンクリーム-L」

尿素のみ配合したシンプルな保湿剤です。乾燥肌のみが気になる方に最適です。

尿素は2倍+α「パスタロンM20%」

尿素が他の商品の2倍配合された商品になります。

その他にも、血流改善作用を有する”トコフェロール酢酸エステル”、抗炎症薬である”グリチルリチン酸二カリウム”が配合されています。

乾燥肌で引っかいて、赤く炎症を伴っていた場合などに「パスタロンM20%」は有効でしょう。

また、尿素には角質を柔らかくする作用があります。

ひじ・ひざ・かかと・くるぶしなどがガサガサして、ひび割れを起こしている場合などには、尿素が他商品よりも多く配合されている「パスタロンM20%」が最適でしょう。

セラミド配合「パスタロンSEクリーム」

尿素を保湿作用に優れている”セラミド”に混ぜた商品です。”セラミド”はその高い保湿力を背景に、化粧水などにしばしば配合されています。

当ブログでは、医薬品としての効果を最重要視しています。

有効成分を見ても、「パスタロンM20%」とほぼ同じです(尿素の量は「パスタロンM20%」のほうが多い)

ということを踏まえ、効果の面を考えると「パスタロンM20%」で事足りるのかなという印象です。

あとは個々人の好みによるところかと考えます。

セラミド+かゆみ止め「パスタロンSEローション」

尿素以外にもかゆみ止め成分として”ジフェンヒドラミン”と”クロタミトン”を配合した商品です。

こちらも”セラミド”を配合した商品です。

ただし、「パスタロンSEクリーム」とは違い、他の商品には配合されていない、かゆみ止め成分が配合されています。

この点において、「かゆみを伴う乾燥肌」に最適と考えられます。

また、他商品とは異なりローション剤です。

ローション剤はクリーム剤よりも伸びがいいので、足全体に塗る場合など、広範囲に塗る必要があるときには、ローション剤が有用です。

以上の点から、「パスタロンSEローション」は同クリーム剤よりも利用価値が高い商品だろうと考えます。

尿素配合商品の注意点は刺激性

「パスタロン」だけでなく、尿素を配合している商品全般の注意点は刺激性です。

傷があるような箇所に塗ると、塗ってすぐはチリチリするような刺激を感じることがあります。

乾燥肌にならない注意点

また、乾燥肌にならないために次のような生活習慣にも気を付けてみてください

・熱いお風呂に入らない

・石けんでゴシゴシこすらない

乾燥肌は皮脂欠乏症とも言えます。

必要以上に皮脂を落とすと乾燥肌の原因となります。

パスタロンまとめ

ここまで「パスタロン」シリーズの特徴と選ぶポイント等について紹介しました。

パスタロンを選ぶポイントは以下のようになろうかと考えます。

●パスタロンクリーム-L:乾燥肌

●パスタロンM20%:乾燥肌、角化症

●パスタロンSEクリーム:乾燥肌

●パスタロンSEローション:かゆみを伴う乾燥肌

また、尿素には保湿作用以外にも、角質を柔らかくする作用もあります。

手や足が乾燥してガサガサになり、割れてしまった場合などにも使用できます。

尿素配合剤は比較的安く、しっかりとした保湿作用が期待できます。

乾燥肌に悩んでいる・手足がかさついている方は、生活習慣を見直しつつ、保湿剤の使用を検討ください。

パスタロンシリーズ詳細

パスタロンシリーズ計4種類の有効成分、効能・効果などの詳細を最後に紹介しておきます。

パスタロンクリーム-L

保湿剤成分「尿素」のみを配合したシンプルな保湿剤が「パスタロンクリーム-L」です。

<有効成分>

尿素

<効能・効果>

乾燥肌、肌あれ

パスタロンM20

保湿剤成分「尿素」が「パスタロンクリーム-L」の2倍配合されています。

さらに、血流改善作用を有する「トコフェロール酢酸エステル」、抗炎症薬「グリチルリチン酸二カリウム」も配合されています。

<有効成分>

・尿素

・トコフェロール酢酸エステル

・グリチルリチン酸二カリウム

<効能・効果>

乾燥肌、手指のあれ、ひじ・ひざ・かかと・くるぶしの角化症

パスタロンSEクリーム

有効成分を保湿力が高いとされ、化粧水などに使用されている「セラミド」に混ぜた商品が「パスタロンSEクリーム」です。

配合されている成分は「パスタロンM20%」とほぼ同じです(尿素は10%)

<有効成分>

・尿素

・トコフェロール酢酸エステル

・グリチルリチン酸二カリウム

<効能・効果>

乾燥肌、手指のあれ、ひじ・ひざ・かかと・くるぶしの角化症

パスタロンSEローション

こちらも「セラミド」を使用した商品です。

「パスタロンSEクリーム」に、かゆみ止めも配合したローション剤の商品が「パスタロンSEローション」です。

<有効成分>

・尿素

・トコフェロール酢酸エステル

・グリチルリチン酸二カリウム

・ジフェンヒドラミン

・クロタミトン

<効能・効果>

かゆみを伴う乾燥性皮膚炎

スポンサーリンク






シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする