「ペラックT錠」の特徴や選び方・選ぶポイントを紹介します。
のどの炎症・口内炎に効く「ペラックT錠」
「ペラックT錠」は、以下2種類の抗炎症薬(炎症止め)を配合した商品です。
・トラネキサム酸
・カンゾウ乾燥エキス
これらの成分でもって、のどの炎症(痛み・はれ)に効果が期待できる市販薬とされています。
また、抗炎症薬成分の他にビタミンB・Cも配合されています。
ビタミンCは体力の消耗に効果があると考えられています。
「ペラックT錠」の効能・効果を見ていただくと「口内炎」という記載があります。
口内炎は口腔粘膜の炎症が原因による疾患です。
トラネキサム酸・カンゾウ乾燥エキスの抗炎症作用によって、口内炎の改善に効果があると考えられます。
つまり、「ペラックT錠」は咽頭炎・扁桃炎(のどの炎症)のみならず、口内炎に対しても効果が期待できる市販薬になります。
のどからかぜ症状が現れる方、口内炎がしばしばできる方は服用を検討されてください。
口内炎の治療薬は、飲み薬の他にも塗り薬・貼り薬とあります。
塗り薬・貼り薬の口内炎治療薬の違いや選び方などについては、こちらの記事にまとめています。
肝斑(顔のシミ)用市販薬とも同一成分
ちなみに、「ペラックT錠」の主成分である”トラネキサム酸”は肝斑(顔のシミ)の発症を抑制するとされています。
そのため肝斑を抑制する市販薬である「トランシーノ」もトラネキサム酸を主成分として販売されています。
「ペラックT錠」まとめ
ここまで、「ペラックT錠」の特徴や違い、服用するポイントなどを紹介してきました。
「ペラックT錠」は抗炎症薬”トラネキサム酸”が配合された商品です。
トラネキサム酸の抗炎症作用によって、のどの炎症を鎮めます。
また、口内炎は口腔粘膜の炎症が原因の疾患です。
したがって、トラネキサム酸の作用により、口内炎にも効果があるとされています。
つまり、「ペラックT錠」は”のどの痛み”だけでなく”口内炎”にも効果がある市販薬となります。
のどの痛みがある方、口内炎に悩んでいる方は、服用を検討されてください。
「ペラックT錠」基本情報
のどの腫れ・痛み、口内炎が気になるときは「ペラックT錠」です。
<有効成分(2錠中)>
・トラネキサム酸:250mg(抗炎症薬)
・カンゾウ乾燥エキス
・ビタミンB・C
<効能・効果>
咽頭炎・扁桃炎、口内炎
<用法・用量>
1日3回、以下の用量を服用
・15歳以上:1回2錠
・7歳以上15歳未満:1回1錠
・7歳未満:服用NG