しもやけ・肌あれなどに効果が期待できる「ザーネ」シリーズの違いや選び方・選ぶポイントなどについて紹介します。
「ザーネ」シリーズのラインナップは次の通りです。
<医薬部外品>
・ザーネクリーム
・ザーネスキンミルク・ローション
<医薬品(第3類)>
・チョコラザーネプラス
「ザーネシリーズ」には、医薬部外品の商品と医薬品の商品が販売されています。
医薬品と医薬部外品の違いについては、こちらの記事で触れています。
しもやけの原因
しもやけ(凍瘡)の原因は”血行不良”と考えられています。
そのため、「ザーネ」シリーズには、血行促進作用がある有効成分が配合されています。
「ザーネ」の違いと選び方
「ザーネ」シリーズ4商品の違いや選び方・選ぶポイントについて紹介します。
「ザーネシリーズ」には、共通して次の2成分が配合されています。
●血行促進作用:ビタミンE
●抗炎症作用:グリチルリチン酸二カリウム
血行促進作用があるビタミンEの他に炎症を鎮める作用(抗炎症作用)がある”グリチルリチン酸二カリウム”が配合されています。
そのため、しもやけだけでなく、日焼けによる肌トラブルや、肌あれ予防など日常的に使用することもできます。
ザーネクリーム
血行促進作用がある有効成分に加え、抗炎症作用がある”グリチルリチン酸二カリウム”が配合されています。
チューブタイプの商品も販売されています。内容量も少ないので、試し使いの方は、こちらのほうが良いでしょうか。
ザーネスキンミルク・ローション
有効成分に若干の違いはありますが、2商品ともに似たようなものです。
乳液タイプの「ザーネ スキンミルク」とローションタイプの「ザーネ スキンローション」と販売されています。
無色の液体タイプがローション剤となります。
チョコラザーネプラス
「ザーネクリーム」に加えて、保湿効果がある”尿素”が配合されています。
医薬品(第3類)に分類されている商品です。
尿素には、保湿作用の他に角質を柔らかくする作用もあります。
そのため、乾燥肌だけでなく、ひじ・ひざ・かかとなどのコチコチ症状(角化症)にお困りの方に最適です。
飲み薬でしもやけを治す
しもやけの原因は”血行不良”でした。
血行不良を体の内側から治す効果が期待できる飲み薬があります。
それが、「当帰四逆加呉茱萸生姜湯」という漢方です。
ちなみに、「とうき・しぎゃくか・ごしゅゆ・しょうきょうとう」と読みます。
しもやけに悩まされる季節は、おおくの場合”冬”でしょう。
しもやけに悩まされる方は、”手足の冷え”に悩まされることも多いのではないでしょうか。
「当帰四逆加呉茱萸生姜湯」は、冷え症にも効果が期待できます。
「当帰四逆加呉茱萸生姜湯」については、こちらの記事にまとめています。