家族で使えるかぜ薬「エスタック」シリーズの違いと選び方

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子供 かぜ 熱 咳 鼻みず

15歳未満の子供さんでも服用できる市販のかぜ薬「エスタック」シリーズの有効成分や効果の違い、それを踏まえた選び方を検討します。

「エスタック」シリーズの選び方と共に、同じメーカー(エスエス製薬)から販売されている「エスタックイブ」との使い分けについても紹介します。

「エスタック」シリーズの商品ラインナップは次の通りです。

●エスタック総合感冒

●新エスタック「W」

●新エスタック顆粒

●新エスタックゴールド錠

まずは、この4商品の違いや特徴について紹介します。

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「エスタック」シリーズの有効成分の違い

「エスタック」シリーズの違いを確認するために、まずは配合されている有効成分を比較してみます。

    エスタック総合感冒 新エスタック「W」 新エスタック顆粒 新エスタックゴールド錠
    3錠中 2カプセル中 1包中 3錠中

解熱鎮痛薬

(熱さまし・痛み止め)

アセトアミノフェン 300mg 240mg 240mg 240mg
サリチルアミド 200mg
せき デキストロメトルファン 16mg
ジヒドロコデイン 5mg 5mg
ノスカピン 10mg
dl-メチルエフェドリン 20mg
くしゃみ・鼻みず・鼻づまり クロルフェニラミン 2.5mg 2.5mg 2.5mg 2.5mg
鎮痛補助薬 無水カフェイン 25mg

50mg

(カフェイン水和物)

25mg 25mg
ビタミン剤 アスコルビン酸 50mg
ヘスペリジン 15mg
生薬・漢方成分 カンゾウエキス 62.5mg
ショウキョウ末 50mg
葛根湯加桔梗エキス 1,000mg 1,000mg

「エスタック」シリーズのかぜ薬は、4商品中3商品が生薬・漢方成分を有効成分に配合した商品となっています。

どの商品であっても、代表的なかぜの諸症状、熱や痛み(頭痛・関節痛)・のど(せき・たん)・鼻(くしゃみ・鼻みず・鼻づまり)、に対して効く成分は配合されています。

しかし、有効成分がそれぞれの商品で少しずつ異なっており、特に有効となるかぜの症状が商品ごとに異なります。

続いて、有効成分の違いを踏まえて、各商品の特徴や期待できる効果の違いなどを検討します。

エスタック総合感冒

カンゾウ(甘草)・ショウキョウ(生姜)といった、生薬成分を配合した商品です。

“カンゾウ”や”ショウキョウ”には、のどの炎症(赤み)を鎮めたり、体を温めたりする作用があるとされています。

服用対象年齢が5歳からで、幅広い年齢層の方が服用できます。

新エスタック「W」

2種類の解熱鎮痛薬が配合されており、頭痛・関節痛などの”痛み”の症状が強い場合に服用を検討すべき商品が「新エスタック『W』」です。

また、他3商品が1日3回の服用に対して、「新エスタック『W』」は1日2回の服用となります。

効き目が長持ちする工夫が、カプセル内の顆粒に施されています。

●昼間によく飲み忘れる

●忙しくて昼間は飲めない

といった方に最適なかぜ薬です。

新エスタック顆粒

かぜ薬として有名な漢方薬「葛根湯」に、せき・たん・のどの炎症に効果があるとされる桔梗(キキョウ)を加えたものが「葛根湯加桔梗」エキスです。

かぜのひきはじめに特に効果があるとされる「葛根湯」に、せき・たんなどの”のど”の症状を和らげる”桔梗”、プラス他商品にも配合されているような解熱鎮痛薬・せき止め・鼻みず止めが配合された商品が「新エスタック顆粒」となります。

新エスタックゴールド錠

配合されている有効成分は「新エスタック顆粒」と全く同じです。

服用対象年齢に違いがあり、「新エスタック顆粒」は12歳からに対して、「新エスタックゴールド錠」は11歳からとなっています。

「エスタックイブ」との使い分け

「エスタック」シリーズを販売しているメーカー(エスエス製薬)から、「エスタックイブ」という商品も販売されています。

この段落では、「エスタック」と「エスタックイブ」の違いや使い分けについて紹介します。

「エスタック」と「エスタックイブ」の主な違いは、解熱鎮痛薬の成分です。

「エスタック」シリーズには、解熱鎮痛薬として”アセトアミノフェン”が使用されています。

一方の「エスタックイブ」シリーズには、”イブプロフェン”という解熱鎮痛薬が使用されています。

●「エスタック」シリーズ → アセトアミノフェン

●「エスタックイブ」シリーズ → イブプロフェン

どちらの役割も共通で、”熱さまし・痛み止め”として配合されています。

しかしながら、鎮痛効果に違いがあります。

鎮痛効果は”イブプロフェン”のほうが”アセトアミノフェン”に勝るとされています。

<鎮痛効果>

イブプロフェン>アセトアミノフェン

したがって、「エスタック」シリーズと「エスタックイブ」シリーズの違いは”鎮痛効果の大小”となり、痛みの程度でどちらかの商品を選ぶと良いとなります。

頭痛・関節痛、のどの痛みなどの”痛み”が強いときは、「エスタックイブ」シリーズから商品を選ぶといいでしょう。

ただし、「エスタックイブ」シリーズの服用対象年齢は、15歳以上となっています。

市販の風邪薬「エスタックイブ」シリーズの違いと選び方・選ぶポイントなどを紹介します。

「エスタック」シリーズ基本情報

最後になりましたが、「エスタック」シリーズの有効成分や効能・効果などの基本情報を紹介しておきます。

エスタック総合感冒

<有効成分(3錠中)>

・アセトアミノフェン:300mg

・デキストロメトルファン:16mg

・dl-メチルエフェドリン:20mg

・クロルフェニラミン:2.5mg

・無水カフェイン:25mg

・ヘスペリジン:15mg

・カンゾウエキス:62.5mg

・ショウキョウ末:50mg

<効能・効果>

かぜの諸症状(のどの痛み、鼻水、鼻づまり、発熱、悪寒、頭痛、くしゃみ、せき、たん、関節の痛み、筋肉の痛み)の緩和

<用法・用量>

1日3回、次の1回量を、食後なるべく30分以内に水又はぬるま湯で服用

・15歳以上:1回3錠

・11歳以上14歳以下:1回2錠

・5歳以上10歳以下:1回1錠

・5歳未満:服用NG

新エスタック「W」

<有効成分(2カプセル中)>

・アセトアミノフェン:240mg

・サリチルアミド:200mg

・ノスカピン:10mg

・クロルフェニラミン:2.5mg

・カフェイン水和物:50mg

・アスコルビン酸(ビタミンC):50mg

<効能・効果>

「エスタック総合感冒」に同じ

<用法・用量>

1日2回、次の1回量を、朝・夕食後に水またはぬるま湯で服用

・15歳以上:1回2カプセル

・7歳以上14歳以下:1回1カプセル

・7歳未満:服用NG

新エスタック顆粒

<有効成分(1包中)>

・アセトアミノフェン:240mg

・ジヒドロコデイン:5mg

・クロルフェニラミン:2.5mg

・無水カフェイン:25mg

・葛根湯加桔梗エキス:1,000mg

<効能・効果>

「エスタック総合感冒」に同じ

<用法・用量>

1日3回、次の1回量を、食後なるべく30分以内に水又はぬるま湯で服用

・15歳以上:1回1包

・12歳以上14歳以下:1回2/3包

・12歳未満:服用NG

新エスタックゴールド錠

<有効成分(1包中)>

・アセトアミノフェン:240mg

・ジヒドロコデイン:5mg

・クロルフェニラミン:2.5mg

・無水カフェイン:25mg

・葛根湯加桔梗エキス:1,000mg

<効能・効果>

「エスタック総合感冒」に同じ

<用法・用量>

1日3回、次の1回量を、食後なるべく30分以内に水又はぬるま湯で服用

・15歳以上:1回3錠

・11歳以上14歳以下:1回2錠

・11歳未満:服用NG

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