【かぜ薬】「ストナ」シリーズの違いと選び方

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かぜ インフルエンザ 頭痛 咳 のどの痛み

市販の風邪薬「ストナ」シリーズの違いと選び方・選ぶポイントなどを紹介します。

「ストナ」シリーズの主なかぜ薬は以下3種類です。

●ストナジェルサイナスEX

●ストナアイビージェルS

●ストナプラスジェルS

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「ストナ」シリーズの違い~有効成分の比較~

「ストナ」シリーズの違いを確認するために、各商品の有効成分を比較してみます。

    ストナジェルサイナスEX ストナアイビージェルS ストナプラスジェルS
薬効 有効成分名 2カプセル中

解熱鎮痛薬

(熱さまし・痛み止め)

アセトアミノフェン 300mg 300mg
イブプロフェン 150mg
せき ジヒドロコデイン 8mg 8mg 8mg
ノスカピン 16mg 16mg
dl-メチルエフェドリン 20mg 20mg 20mg
たん アンブロキソール 15mg
ブロムヘキシン 4mg 4mg
L-カルボシステイン 250mg
のどの痛み・赤み トラネキサム酸 250mg
くしゃみ・鼻みず・鼻づまり ジフェニルピラリン塩酸塩 1.33mg 1.33mg
d-クロルフェニラミン 1.17mg
ベラドンナ総アルカロイド 0.1mg
鎮痛補助薬 無水カフェイン 25mg 25mg 16.7mg
ビタミン剤 ビタミンB2 4mg 4mg
服用対象年齢 12歳から 15歳から 12歳から

代表的なかぜの諸症状、熱や痛み(頭痛・関節痛)・のど(せき・たん)・鼻(くしゃみ・鼻みず・鼻づまり)、に対して効く成分はどの商品にも配合されています。

しかし、有効成分がそれぞれの商品で少しずつ異なっており、特に有効となるかぜの症状が商品ごとに異なります。

続いて、各商品の特徴などについて紹介します。

特に鼻症状がつらいときは「ストナジェルサイナスEX」

くしゃみ・鼻みず・鼻づまりなどの鼻症状がつらいときに最適な商品が「ストナジェルサイナスEX」です。

鼻症状に対する薬として一般的に使用される抗ヒスタミン薬”ジフェニルピラリン塩酸塩”に加えて、鼻みず止めである”ベラドンナ総アルカロイド”も配合した商品です。

くしゃみ・鼻みずなどの鼻症状を緩和する成分が2種類配合されているため、”特に鼻症状がつらいとき”の服用に最適と謳っているわけです。

特に頭痛・のどの痛みがつらいときは「ストナアイビージェルS」

頭痛・のどの痛みがつらいときに最適な商品が「ストナアイビージェルS」です。

“アセトアミノフェン”よりも強力な解熱鎮痛薬(熱さまし・痛み止め)である”イブプロフェン”と、のどの痛み・赤み(炎症)を鎮める抗炎症薬である”トラネキサム酸”が配合された商品です。

イブプロフェンには解熱鎮痛作用だけでなく、抗炎症作用もあります。

“イブプロフェン”・”トラネキサム酸”の解熱鎮痛作用・抗炎症作用により、”頭痛・のどの痛み”がつらいときの服用に最適と謳っているわけです。

特に痰がつらいときは「ストナプラスジェルS」

ひどく痰が絡むときに最適な商品が「ストナプラスジェルS」です。

メーカーは”つらいせき、たんによく効く”と謳っていますが、せき止めが特別プラスアルファで配合されているわけではありません。

プラスアルファで配合されているのは、“カルボシステイン”と”ブロムヘキシン”という2種類の去痰薬です。

痰を出そうとすれば、せきが出ます。やはり、正確に表現するなら”痰が絡む”または”痰が絡んでせき込む”かぜに最適な商品と言えると思います。

「ストナ」シリーズの選び方

「ストナ」シリーズ3商品の有効成分の違いや特徴について紹介しました。

これらを踏まえた、「ストナ」シリーズの選び方についても、各商品の段落で触れていますが、ここで1度まとめると次のようになります。

●特に鼻症状がつらい→ストナジェルサイナスEX

●特に頭痛・のどの痛みがつらい→ストナアイビージェルS

●特にが絡むとき→ストナプラスジェルS

あえて”特に“と付け加えて表現しています。

代表的なかぜの諸症状、熱や痛み(頭痛・関節痛)・のど(せき・たん)・鼻(くしゃみ・鼻みず・鼻づまり)、に対して効く成分はどの商品にも配合されています。

該当する”特に”つらい症状があれば、それに対応した商品を服用すると良いでしょう。

使用上の注意点

“使用上の注意=副作用”です。

処方せん用医薬品であろうが市販薬であろうが、薬を服用すれば、副作用を引き起こす可能性は必ずあります。

ただし、必ず引き起こすわけではありません。注意点は注意点として、頭の片隅に置いて正しく服用してください。

さて、「ストナ」シリーズの主な使用上の注意点は”眠気”です。

“眠気”は抗ヒスタミン薬を配合している総合のかぜ薬を服用する場合、共通する注意点です。

「ストナ」シリーズには、抗ヒスタミン薬として”ジフェニルピラリン塩酸塩” or “d-クロルフェニラミン”が配合されています。

そこで、「ストナ」ブランドには、抗ヒスタミン薬が配合されていない、抗ヒスタミン薬フリーの総合感冒薬「ストナデイタイム」が販売されています。

「ストナデイタイム」の特徴や選び方、他商品との違いなどについてはこちらの記事にまとめています。

眠くなりにくい市販の風邪薬「ストナデイタイム」の特徴や選び方、他商品との違いなどを紹介します。

また、「ストナジェルサイナスEX」には、”ベラドンナ総アルカロイド”が配合されているため、「口喝(口が渇く)」を引き起こす可能性も考えられます。

また、”ベラドンナ総アルカロイド”が配合されていると、”眼圧上昇”や”尿閉(おしっこが出にくくなる)”も引き起こす可能性があります。 

そのため、”緑内障”や”前立腺肥大症”の方の服用にも注意が必要となります。

重ねてになりますが、使用上の注意点は頭の片隅に置いて、過度に怖がらず正しく服用してください。

“イブプロフェン”配合商品の注意点

「ストナアイビージェルS」には解熱鎮痛薬として、”イブプロフェン”が配合されています。

そのため、以下に該当するような方は服用に際して、さらに注意が必要となります。

・妊娠さん

・胃・十二指腸潰瘍既往歴がある方

・腎臓が悪い方

・15歳未満の服用NG

妊娠後期の妊娠さんの服用には、注意が必要です。胎児の動脈管閉鎖症が問題となる場合があります。

また、「イブプロフェン」は胃にダメージを与えます。

そのため、胃・十二指腸潰瘍の既往歴がある方(現病歴である方も含みます)の服用は注意が必要です。

妊娠さんであれば、定期検診にかかるでしょうし、胃・十二指腸潰瘍歴がある方は食後服用を徹底することでリスクを抑えることは可能です。

そして、一般的にかぜ薬の服用期間は短期間です。仮に服用してしまった場合も、大怪我につながる可能性は低いと考えます。

問題は「腎臓が悪い方」が服用した場合です。

腎臓が悪い方が、「イブプロフェン」のようなNSAIDsを服用すると急速に腎機能が悪化することがあります。

腎臓が悪い方の服用には、細心の注意が必要となります。注意というよりも、服用しないでください。

さらに、市販薬において、15歳未満の服用は認められていません。

安全面で選ぶなら”アセトアミノフェン”を配合している、「ストナジェルサイナスEX」もしくは「ストナプラスジェルS」です。

15歳未満の方の服用もOKです。

重ねてになりますが、使用上の注意点は頭の片隅に置いて、過度に怖がらず正しく服用してください。

「ストナ」シリーズのまとめ

「ストナ」シリーズの違いと選び方・選ぶポイントなどについて紹介しました。

選ぶポイントはどのような症状が特につらいかです。

●鼻症状なら「ストナジェルサイナスEX」

●頭痛・のどの痛みがつらいなら「ストナアイビージェルS」

●痰が絡むなら「ストナプラスジェルS」

「ストナアイビージェルS」には、他2商品と異なり”イブプロフェン”という解熱鎮痛薬が配合されています。

“イブプロフェン”は”アセトアミノフェン”よりも優れた鎮痛効果を発揮します。

その一方で、注意点も増える上、15歳未満の服用はNGです。

使いやすさの面(安全面)では、”アセトアミノフェン”を配合している「ストナジェルサイナスEX」もしくは「ストナプラスジェルS」です。

この2商品であれば、15歳未満の子供の服用も可能です。

ただし、せき止めとして配合されている”ジヒドロコデイン”の過鎮静(呼吸抑制)がアメリカで問題となり、日本でもそれに準じて注意喚起がなされています。

配合量が少ないので、問題ないだろうと考えますが、念のため頭の片隅に置いておいてください。

以上、「ストナ」シリーズの違いと選び方についてでした。

ご参考になれば、幸いです。

また、「ストナ」ブランドには、ここまで紹介してきた総合感冒薬の他にも、去痰薬(たん切り)「ストナ去たんカプセル」も販売されています。

発熱などがなく、痰が絡む咳が気になる場合などには、「ストナ去たんカプセル」の服用も検討ください。

「ストナ去たんカプセル」の特徴や選び方、他商品などとの違いなどについては、こちらの記事にまとめています。

市販の去痰薬「ストナ去たんカプセル」の特徴や選び方、他商品との違いなどについて紹介します。

「ストナ」シリーズ基本情報

最後になりましたが、「ストナ」シリーズ計3種類の有効成分や効能・効果などの基本情報を紹介しておきます。

ストナジェルサイナスEX

特にくしゃみ・鼻みずなどの鼻症状がつらいときは「ストナジェルサイナスEX」が最適です。

<有効成分(2カプセル中)>

・アセトアミノフェン:300mg(解熱鎮痛薬)

・dl-メチルエフェドリン:20mg(気管支拡張薬)

・ジヒドロコデイン:8mg(せき止め)

・ノスカピン:16mg(せき止め)

・アンブロキソール:15mg(去痰薬)

・ベラドンナアルカロイド:0.1mg(鼻みず止め)

・ジフェニルピラリン塩酸塩:0.13mg(抗ヒスタミン剤)

<効能・効果>

かぜの諸症状(鼻水、鼻づまり、くしゃみ、発熱、悪寒、せき、たん、頭痛、のどの痛み、関節の痛み、筋肉の痛み)の緩和

<用法・用量>

1日3回なるべく食後30分以内に以下の用量を服用。

・15歳以上:1回2カプセル

・12歳以上14歳以下:1回1カプセル

・12歳未満:服用NG

<使用上の注意点>

・眠気に注意

・口渇・緑内障、前立腺肥大症の方は服用注意

ストナアイビージェルS

特に頭痛・のどの痛みがつらいときは「ストナアイビージェルS」が最適です。

<有効成分(2カプセル中)>

・イブプロフェン:150mg(解熱鎮痛薬)

・dl-メチルエフェドリン:20mg(気管支拡張薬)

・ジヒドロコデイン:8mg(せき止め)

・d-クロルフェニラミン:1.2mg(抗ヒスタミン剤)

・トラネキサム酸:250mg(抗炎症薬)

・ブロムヘキシン:4mg(去痰薬)

・無水カフェイン:25mg(鎮痛補助薬)

<効能・効果>

かぜの諸症状(鼻水、鼻づまり、くしゃみ、発熱、悪寒、せき、たん、頭痛、のどの痛み、関節の痛み、筋肉の痛み)の緩和

<用法・用量>

・15歳以上:1回2カプセル1日3回、なるべく食後30分以内に服用

・15歳未満:服用NG

<使用上の注意点>

・眠気に注意

・妊婦さん、胃・十二指腸潰瘍既往歴がある方、腎臓が悪い方などは服用注意

ストナプラスジェルS

特に痰が絡むまたは痰が絡んでせき込むかぜには「ストナプラスジェルS」が最適です。

<有効成分(2カプセル中)>

・アセトアミノフェン:300mg(解熱鎮痛薬)

・dl-メチルエフェドリン:20mg(気管支拡張薬)

・ジヒドロコデイン:8mg(せき止め)

・ノスカピン:16mg(せき止め)

・カルボシステイン:250mg(去痰薬)

・ブロムヘキシン:4mg(去痰薬)

・ジフェニルピラリン塩酸塩:0.13mg(抗ヒスタミン剤)

・無水カフェイン:16.7mg(鎮痛補助薬)

<効能・効果>

かぜの諸症状(鼻水、鼻づまり、くしゃみ、発熱、悪寒、せき、たん、頭痛、のどの痛み、関節の痛み、筋肉の痛み)の緩和

<用法・用量>

1日3回なるべく食後30分以内に以下の用量で服用。

・15歳以上:1回2カプセル

・12歳以上14歳以下:1回1カプセル

・12歳未満:服用NG

<使用上の注意点>

眠気に注意

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