日焼けによるヒリヒリした痛み・かゆみを素早く治す市販薬

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海水浴 日焼け

日焼けによるヒリヒリとした痛み(赤み)、その後のかゆみに苦しんだ経験はないでしょうか?

当記事では、日焼け止めの選び方から日焼けを負ってしまったときの市販の治療薬について紹介します。

また、今回紹介する市販薬は日焼けの程度がひどく、皮膚科(病院)を受診したときに貰うこともある薬です。

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日焼け=日光皮膚炎

日焼けは、”日光皮膚炎“とも呼ばれます。

つまり、日光(紫外線)による肌の炎症です。

そのため、薬を使用する場合、その炎症を和らげる効果がある薬を使用する必要があります。

日焼けを素早く治す市販薬

日焼けを負ってしまうと、ヒリヒリとした痛みや赤み(炎症)に苦しみ、ひどい場合だと水ぶくれになったりします。

その後、かゆみを感じることもあります。

そのような炎症によるヒリヒリした痛み・赤み、その後のかゆみを素早く取り除きたい(治したい)場合には、ステロイド外用薬が有効です。

ステロイド外用薬には、赤み(炎症)を鎮める作用(=抗炎症作用)があります。

ステロイド外用薬の薬効(強さの度合い)に応じて、次の5段階に分類されます。

<ステロイド外用薬の薬効>

・strongest(最も強力)

・very strong(かなり強力)

<市販薬あり>

・strong(強力)

・medium(中等度)

・weak(弱い)

市販されているステロイド外用薬は、”strong(強力)クラス”から”weak(弱い)クラス”に分類される商品となります。

strongクラス以上のステロイド外用薬は市販薬としては、販売されていません。

ステロイド外用薬は、年齢や塗布部位に応じて、適切な商品(成分)を選ぶ必要があります。

つまり、誰でもどこでも同じステロイド外用薬を塗って良いわけではありません。

ステロイド外用薬の分類や使い分けについては、こちらの記事に詳しくまとめています。

ステロイド外用薬は塗布部位や年齢によって使い分ける必要があります。市販されているステロイド外用薬の正しい選び方や使い方・使い分けについて紹介します。

ローション剤のステロイド外用薬がオススメ~リビメックスコーワ~

ステロイド外用薬には、主に軟膏・クリーム・ローション3つの剤形が販売されています。

日焼けを負ってしまった場合、日光にさらされた広範囲に炎症が及んでしまうことが想定されます。

このように、広範囲に塗る必要性を考えると、“ローション剤”が最も使いやすいのではないかと考えます。

ただし、市販薬において、ローション剤のステロイド外用薬は豊富ではありません。

数少ないローション剤のステロイド外用薬に「リビメックスコーワローション」があります。

子供さんでも安全に使用できる商品です。

「リビメックスコーワ」には、ローション剤の他に軟膏・クリーム剤も販売されています。

場合によっては、軟膏やクリーム剤でも構いません。

「リビメックスコーワ」の特徴や選び方、他ステロイド外用薬との違い・使い分けなどについては、こちらの記事にまとめています。

処方薬「リドメックスコーワ」と同じ市販のステロイド薬「リビメックスコーワ」を紹介します。

「ベトネベート」もOK

日焼けを負った場合、広範囲に薬を塗る必要性を想定して、ローション剤である「リビメックスコーワローション」を紹介しました。

「リビメックスコーワローション」はmediumクラスのステロイド薬です。

市販薬にはmediumクラスよりも強い、strongクラスのステロイド外用薬も販売されています。

それが「ベトネベート」です。

「ベトネベート」には、ステロイド薬単独のクリーム剤商品と、抗生物質も配合した軟膏剤商品の2種類が販売されています。

日焼けを負った範囲がクリーム剤で間に合うのであれば、「ベトネベート」のクリーム剤商品である「ベトネベートクリームS」を使用しても良いでしょう。

また、患部に水ぶくれができてしまっているような場合には、刺激性が少なく、抗生物質も配合されている軟膏剤商品「ベトネベートN軟膏AS」の使用が最適だと考えています。

「ベトネベート」シリーズの特徴や選び方、他ステロイド外用薬との違い・使い分けなどについては、こちらの記事にまとめています。

「ベトネベート」というステロイド外用薬の違いや選び方を紹介します。処方せん用医薬品「リンデロン」と同じ有効成分を配合した市販薬です。ステロイド外用薬は日常生活の様々な皮膚トラブルに使用できます。

ステロイド薬以外では「HPローション」

ステロイド外用薬以外で、日焼けに効果が期待できる市販薬として「HPローション」があります。

「HPローション」は、”ヘパリン類似物質”という保湿薬を有効成分とする市販薬です。

同じ有効成分を配合した処方せん用医薬品に「ヒルドイド」があります。

「ヒルドイド」という名称は、耳にしたことがあるという方はいらっしゃるのではないでしょうか。

「HPローション」は、主に保湿剤として使用されます。

そして、「HPローション」に配合されている”ヘパリン類似物質”には、保湿作用に加えて炎症を和らげる作用もあります。

日焼け(日光・紫外線)によって皮膚がダメージを受けると、乾燥肌などの肌トラブルも発生します。

保湿作用がある上に炎症を和らげてくれる作用もあるので、日焼けをしてしまったときには、「HPローション」のような保湿剤でケアすることも重要でしょう。

ただし、赤み(炎症)が強く、日焼けがヒリヒリ痛む場合には、「リビメックスコーワローション」などのステロイド外用薬の使用を先に検討ください。

「HPローション」は、日焼けによる乾燥肌などの肌トラブル(予防)に使用するほうが良いでしょう。

「HPローション」の特徴や選び方、その他保湿剤との違いなどについてはこちらの記事にまとめています。

赤ちゃんからお年寄りまで安心して使用できる保湿剤「HPクリーム・ローション」を紹介します。「ヒルドイド」と同じ有効成分を配合した市販薬です。

日焼け止めの選び方(日焼けの予防策)

ここまで、日焼けを負ってしまった後の市販の治療薬について紹介してきました。

日焼けのヒリヒリとした痛みに苦しむ前に、何より”予防が一番“ということは、共通認識だろうと思います。

・日傘をさす

・帽子をかぶる

・長袖を着る

などの対策をして、物理的に紫外線を遮断したり

日焼け止め(サンスクリーン)を塗る

などして、まずは予防に努めてください。

日焼けの原因は、言わずもがなでしょうが”紫外線“です。

紫外線は波長の長短によって、UVA・UVB・UVCの3種類に分類されます。

<UVA>

●しわ・たるみなどの原因(肌の老化)

●肌を黒くする(サンタン)

<UVB>

●しみ・そばかすなどの原因(肌トラブル)

●肌を赤くする(サンバーン)

●皮膚がん・白内障などの原因ともなる

<UVC>

●基本的に地表まで届かない(オゾン層で吸収されるため)

UVCは基本的に地表に届きません。

そのため、日焼けを引き起こす原因となる主な紫外線は、UVA・UVBの2種類と言われています。

UVAが肌を黒くする(サンタン)のを引き起こし、UVBが肌を赤くする(サンバーン)を引き起こします。

また、UVAはシワ・たるみといった肌の老化、UVBはシミ・そばかすといった肌トラブルを引き起こすことが知られています。

このような肌トラブルを引き起こす原因となる紫外線から、肌を守るためのものが日焼け止め(サンスクリーン)です。

日焼け止めを選ぶ際に参考になる指標が、SPF・PAという指標です。

SPFとは?

SPFとは、

“Sun Protection Factor”

の略称です。

シミ・そばかすなどの肌トラブルやサンバーン(肌が赤くなる)を引き起こすUVBを防御する指標です。

PAとは?

PAとは、

“Protection grade of UVA”

の略称です。

シワ・たるみなどの皮膚の老化現象を引き起こす原因のUVAを防御する指標です。

UVAの防御効果が高い順に”+、++、+++、++++”の4段階で表示されています。

実際に販売されている日焼け止めのSPF・PAについて確認してみます。

実商品を確認

どのような、日焼け止めを使用しても構いません。

例として、ドクターシーラボの日焼け止めを紹介します。

●ドクターシーラボ UV&WHITEモイスチャーミルク

・PA:++++

・SPF:50+

・内容量:60ml

「ドクターシーラボ UV&WHITEモイスチャーミルク」については、PAは4段階中最も高い++++、SPFについても50+(UVAの影響を50倍超遅らせる)です。

「ドクターシーラボ UV&WHITEモイスチャーミルク」は高性能な・ハイスペックな日焼け止めと言えるかと思います。

しかし、このような高性能の日焼け止めを必ずしも日常的に使用する必要はありません。

お手頃な価格の日焼け止めで結構です。

日が当たる所にいる限り、こまめに日焼け止めを塗り直すことが重要です。

ここまで、日焼け止めの選び方・選ぶポイントなどについて簡単に紹介しました。

詳しくはこちらの記事にまとめました。参考までにご覧ください。

PA・SPFなどという言葉を耳にしたことがあるかもしれません。その意味を踏まえつつ、日焼け止め(サンスクリーン)の選び方を紹介します。

まとめ

ここまで、「日焼けを素早く治す市販薬」について紹介してきました。

ヒリヒリ痛い・かゆい日焼けを素早く治すためには、ステロイド外用薬の使用が有効です。

当記事では、市販のステロイド外用薬として「リビメックスコーワローション」を中心に紹介しました。

「リビメックスコーワローション」よりも作用が強い、「ベトネベートクリームS」を使用しても構いません。

また、日焼けに伴う乾燥肌などの肌トラブルに対処するために保湿剤の使用も検討ください。

当記事では、保湿作用の他に炎症を和らげる効果(抗炎症作用)もある「HPローション」を紹介しました。

当記事で紹介した市販薬は、日焼け以外にも使用できます。

大人も子供も汗をかくとあせもになることがあります。素早くあせもを治すことができる市販薬「ステロイド外用薬」を中心に紹介します。

特に、「リビメックスコーワローション」のようなステロイド外用薬は、様々な肌トラブルに使用することができます。

「HPローション」については、乾燥肌です。

仮に使い切らずに残ってしまっても、他の状況で役に立つ機会も大いに考えられます。

<真っ赤になった日焼けに「リビメックスコーワローション」>

<日焼けに伴う乾燥肌などの肌トラブルに「HPローション」>

紹介した市販薬の基本情報

最後になりますが、当記事にて紹介した市販薬(医薬品)の有効成分、効能・効果などの基本情報を紹介しておきます。

リビメックスコーワ

<有効成分>

プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル(ステロイド)

<効能・効果>

しっしん、皮膚炎、あせも、かぶれ、かゆみ、虫さされ、じんましん

<用法・用量>

1日数回、患部に塗布

HPローション

<有効成分>

ヘパリン類似物質

<効能・効果>

手指の荒れ、ひじ・ひざ・かかと・くるぶしの角化症、手足のひび・あかぎれ、乾皮症、小児の乾燥性皮ふ、しもやけ(ただれを除く)、きず・やけどのあとの皮ふのしこり・つっぱり(顔面を除く)、打身・ねんざ後のはれ・筋肉痛・関節痛

<用法・用量>

1日1~数回、患部に塗布

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