水虫が最も発生しやすい箇所は足指の間と言われています。
足は、窮屈な靴を吐き続けたり、靴下を長時間吐き続けたりすることもあるので、水虫菌(白癬菌)が最も好む、蒸れやすい環境が整いがちです。
そのため、足指の間に水虫ができてしまうと、ジュクジュク水虫になってしまうこともあります。
このような、ジュクジュク水虫に対して最適な市販の水虫治療薬を紹介します。
軟膏の治療薬がベスト
ジュクジュク水虫に対しては、どの薬がベストなのか考える前に、どの剤形がベストなのかを選択基準にお考えください。
剤形とは、軟膏剤・クリーム剤・液剤といったものを指します。
ジュクジュク水虫に対しては、“軟膏剤”の使用がベストです。
なぜなら、水虫治療薬(有効成分)そのものに刺激性があります。そして、クリーム剤・液剤にも、刺激性があります。
刺激性の程度は次のようになります。
刺激性の強さ
液剤>クリーム剤>軟膏剤
ジュクジュク水虫に対しては、軟膏剤の使用がベストなのですが、水虫治療薬には軟膏剤の商品が少ないという現状があります。
数少ない軟膏商品が「ピロエースZ」
数少ない、希少な軟膏剤の水虫治療薬が「ピロエースZ」です。
「ピロエースZ」は軟膏剤である上に、配合されている有効成分”ラノコナゾール”は、水虫菌(白癬菌)に抜群の効果を示します。
ジュクジュク水虫に対しては「ピロエースZ」を第一選択として良いと考えています。
「ピロエースZ」の詳細については、こちらの記事にまとめています。
「ピロエースZ」に配合されている有効成分”ラノコナゾール”は、処方せん用医薬品としても使用されています。
代表的な処方せん用医薬品の商品が「アスタット」です。
水虫薬の使い方と注意点
水虫治療薬には刺激性があると簡単に触れました。
刺激性があることなどを筆頭に、水虫治療薬は正しく使用しないと、思わぬトラブルを引き起こしたり、中途半端な改善に見舞われてしまったり、ということもあり得ます。
水虫治療薬の正しい使い方や選び方、注意点などについては、こちらの記事にまとめています。
市販の水虫治療薬の使用を検討されている方は、頭の片隅に置いておく必要もあると思っています。