「ウレパールプラス」の特徴と選び方、他保湿剤との違いなどについて紹介します。
「ウレパールプラス」は、かゆみを伴う乾燥肌への使用が最適な保湿剤です。
Contents
カサカサかゆい乾燥肌に最適
「ウレパールプラス」には4種類の有効成分が配合されており、それぞれの役割は次の通りです。
「ウレパールプラス」有効成分
・尿素:保湿成分
・ジフェンヒドラミン:かゆみ止め
・リドカイン:かゆみをごまかす
・トコフェロール酢酸エステル:血流改善
「ウレパールプラス」は、”尿素”という保湿成分にかゆみ止めを加えた商品です。
つまり、効能・効果にも記載がある通り、かゆみを伴う乾燥肌に最適な保湿剤と言えます。
かゆみがない場合に使用してもおおいに結構です。
また、血流改善作用を有する”トコフェロール酢酸エステル”が配合されているので、乾燥肌だけでなく”しもやけ”にも有効だろうと考えます。
ローション剤の商品も販売されています。
手足のガサガサ(角化)にも効く
“尿素”には、保湿作用に加えて、ガサガサ・カチカチになった皮膚(角化)を柔らかくする作用もあります。
ウレパールプラスには、尿素の他にかゆみ止め成分などが配合されています。
しかし、基本的には尿素配合保湿剤なので、手足のガサガサ(角化)の改善にも使用可能です。
特に冬の乾燥時期になると、ひじ・ひざ・かかと・くるびしなどがガサついてひび割れたり、手指がひび割れたりすることがあるかと思います。
そのような症状の時に、尿素を配合した保湿剤は役立ちます。
クリーム剤かローション剤か?
商品としてクリーム剤とローション剤が販売されています。
ローション剤はクリーム剤に比べて伸びがいいので、足全体に塗ったりする場合など、広範囲に塗る場合はローション剤が適切だろうと思います。
尿素には刺激性あり
「ウレパールプラス」だけでなく、尿素を配合している保湿剤全般の注意点は刺激性です。
傷があるような箇所に塗ると、チリチリとした刺激を感じることがあります。
ただし、時間が経てば、この刺激感もなくなります。
乾燥肌にならない注意点
また、乾燥肌にならないために次のような生活習慣にも気を付けてみてください。
・熱いお風呂に入らない
・石けんでゴシゴシこすらない
乾燥肌は皮脂欠乏症とも言えます。
必要以上に皮脂を落とすと乾燥肌の原因となります。
「ウレパールプラス」まとめ
ここまで「ウレパールプラス」の特徴と選ぶポイントなどについて紹介しました。
「ウレパールプラス」には、尿素という保湿成分の他にかゆみ止め成分が配合されています。
そのため、かゆみを伴う乾燥肌への使用が最適な保湿剤となります。もちろん、現状かゆみがない場合にも、使っていただけます。
また、尿素は角質を柔らかくする作用もあります。
手や足が乾燥してガサガサになり、割れてしまった場合などにも使用できます。
尿素配合保湿剤は比較的安いにも関わらず、しっかりとした保湿作用が期待できます。
乾燥肌に悩んでいる・手足がカサカサしている方は、生活習慣を見直しつつ保湿剤の使用を検討ください。
ローション剤の商品は、こちらから。
「ウレパールプラス」基本情報
最後になりましたが、「ウレパールプラス」の有効成分や効能・効果などの基本情報を紹介しておきます。
「ウレパールプラス」は尿素(保湿薬)にかゆみ止めの成分が配合された商品です。
<有効成分>
・尿素(保湿薬)
・ジフェンヒドラミン(抗ヒスタミン薬)
・リドカイン(局所麻酔薬)
・トコフェロール酢酸エステル
<効能・効果>
かゆみを伴う乾燥性皮膚炎
<用法・用量>
1日1~数回、患部に塗布
<使用上の注意>
刺激性あり(眼の回り、傷口などNG)